おはようございます。こんにちは。こんばんは。

今回は「山佐 4号機初期 音不良修理」となります。

筐体はこちら⬇


メンテナンス前の動作確認中なので汚いままです…
ニューパルサーはよく打ちましたがこの台は分かりません😅
見たような記憶はありますが打ってないと思います。

  音が一切出ないので点検を⬇


スピーカー、純正ボリューム共にO.K.

次⬇


電源ボックスの下にあるコネクターまでの配線と接触に問題なし。

次⬇


メイン基板に入るまでの配線とコネクターの接触に問題なし。

となるとメイン基板になるので外します⬇


この辺りの台のセキュリティはシールぐらいなので外し方やケースのバラし方は割愛させていただきます。


音の回路は下の4ピンのコネクターから上方向に伸びています。
まずはアンプから確認していきます⬇


データシートをみるかぎりではステレオ信号に変換するためのアンプ「TA7268P」。
部品取りの基板から部品を拝借するも変化は無し。

 次⬇


低電圧アンプ「LM386N-1」
こちらも部品取りから拝借するも変化無し。

アンプを交換して変化がないのでここからしばらく音声ロムを交換したり、パターンの断線を探したりと迷走します…

そうこうしている内に発見したのはこちら⬇


交換後の画像となりますが小型信号用のドライバートランスになります。

 「何故ここ?」となると思うので元々付いていたトランスはこちら⬇


コイル周りのプラスチックがぐちゃぐちゃです。
高温で溶けたと思われます…


基板に付いていたときは色々な所を回って導通しておりましたが、外して点検すると一次側が切れています。

こちらも部品取り基板から拝借。

ちなみにこのトランスの正確な仕様が分からないので「信号用トランス」と検索すると数件ヒットしますが部品取りから取る方が無難かと思われます…

結果は⬇


ノッカー音注意!!

問題なく音が出ているので修理完了です。

アンプのテスターでの正確な測定方法が分からないので「とりあえず交換する」という選択肢をとりました。
結果的には遠回りとなりましたが基本的に音が出ないトラブルの大多数は「アンプ」となります。
今回はたまたまトランスでしたが、まずはアンプから交換してもらえればと思います。

ただし…TA7268Pのアンプは国内では入手不可能となります…
代替品はあると思いますが手元に部品取り基板があったので詳しく検索はしていません…
LM386N-1はいくらでも入手可能です。

今回は以上となります。
音の回路は色々な部品が繋がって構成されているので診断が困難となりますが、診断の際の参考にしていただければと思います。


それでは次回以降もよろしくお願いいたします🙇