コロナ禍の中、リモート製作のショートムービーや演劇が生み出されていますが
フジテレビがソーシャルディスタンスドラマと銘打った作品に挑戦しました。
リモートではなく、スタジオで撮影するもの、出演者、スタッフを最小限の
人数という制約の中で製作するという全く新たな挑戦。
「世界は3で出来ている」
脚本、水橋文美江さん
プロデュース・演出、中江功さん
出演は三つ子を一人で演じる 林遣都さん只一人
中江さんの言葉からは林遣都ありきの企画だとの事。
オファーを断られたら企画自体を無かったことにする。
とのインタビュー記事がありました。
ソーシャルディスタンスドラマ、三つ子、出演者一人、
今まで見た事のないドラマですよね。
ハードル上げまくりで視聴しました・・・が、冒頭の次男の掴みの演技で
直ぐに引き込まれましたよ
長男、次男、三男、それぞれの演じ分けはもとより
三人三様の29年の生き様まで感じ取れました。
撮影は順撮りで100回以上着替えて演じたそうです。
瞬時に顔も気持ちも体型も佇まいも何度も何度も入れ替えたんですかぁ
可笑しくて、切なくて、愛おしくて、そして・・・
今を過去を見直したいな、という気待ちになりました。
少数精鋭で挑まれたすべてのスタッフさんに拍手
いやぁ
素晴らしものを魅せてもらいました。