熱帯樹大千秋楽を観てから5日が過ぎました。

年間色々なLIVEを観ます。

とても良かったもの、良かったもの、まあまあ良かったもの、う〜んだったもの、

お金と時間をかえせ(笑)だったもの、色々あります。

あくまでも個人的な感想ですけどね。

 

さて今回の熱帯樹ですが・・・とにかく後を引くのです。

心の片隅に巣食って離れないのです。

 

そこで林遣都が扮した勇のセリフの無いシーンや姿の無いシーンについて考えてみました。

 

お父様とお母様が言い合いをしているシーンで部屋の外にいる勇のシルエット

影なので表情は見え無い、影が大きくなったり小さくなったり横顔がアップになったり、この見せ方を演出したのもすばらしいですよね。

そして影の動きだけで、いらだち、おののき、悲しみ、十分に伝わり・・・

ドギマギしてしましました。

 

そして少し開いた扉の間に見え隠れする姿のシーン

ここでも表情は僅かにしか見え無い・・・頑張って双眼鏡でガン見(席は8列センター)しましたが、なかなかついていけな〜い。

しかし指先の繊細な動きまで確認いたしましたよ!

 

さて、最高に心が震えたのが

妹に促されてお母様の部屋に行ったものの、よろよろと元の部屋に帰ってくる。

後を追って現れたお母様の妹へとも勇へとも思える刺すような独白!

それをただただ聴くだけしか出来ない勇・・・

白い肌が紅に染まって震えるように見えた身体、大きな瞳から溢れる涙

勇になり切った演技力もさることながら

やはり勇という役は、この容姿でないと成りたたない!

この場面が頭からも心からも離れてくれないのです。

 

舞台に立つ人は、まず一番に声、そして演技力。容姿はあまり関係ないかと

思っていましたが 勇に関してはこの容姿ありきなんですよね。