『君の名前で僕を呼んで』
上質な絵画の様な風景の中で描かれる17歳と24歳の男性どうしの恋の物語。
17歳と24歳、この年頃の7歳差というのは、
途方もない差なんでしょうね。
美しいエリオ、ずいぶんと大人に見えるオリバー
抑えに抑えた、互いの気持ちが燃え上がる
過程が秀逸!
別れは、充分理解している若いエリオが
愛おしい

マイケルスタールバーグ(エリオのお父さん)
の、エリオに語りかける言葉が凄い!

『彼は旅を楽しみ、お前との友情を築き、特別な絆で結ばれた』『お前は確かな何かを感じた、美しい友情以上のものを感じた』
『感情を無視するのはおかしい』
『心も体も一度しか手に入れられない』
『今はひたすら悲しく辛いだろうが、痛みを葬るな!感じた喜びも忘れるな!』