まるで夜の何かに肖るかの様に、艶めいた色の気を放つ女。
しらじらしく、あからさまに品格漂わせ
黒いソファーに細い腰を下ろす
どストレートで酒を飲み
まるで動じない顔してる。
しなやかに駆け生きる動物の様に…
罪など知らない
たやすく人を見分けるから、ジゴロ枕ホストには 近寄るなオーラを出してさっさと他の席へと退散させる
お決まりの安い口説きは もはや、飽きるを通り越し眼中にもないらしい。
どうすればいいのか解らないまま
僕は馬鹿にされながらも… 恥をかきながらも、必死で接客していたら
大人びた顔が クスって微笑った。子供の様に。
貴女はきっと
まるで、今 生まれて来たかの様な気持ちで
ただ 楽しみたいだけなんだ。
夜明けなど
まだ 遠い何処かにある この時間を。
……
