潔くなれたら… 久しぶりに昼間の街を歩いた。桜を見上げ立ち尽くしてたら風が吹いて、一斉に斜めに舞って落ちていく花びらが、次から次へと自分の頬を掠めてくすぐったかった…。 凛と一瞬咲き誇り、散り際は地面に花びらの絨毯を敷く。そしてそれが嘘だったかのようにやがてただの木に変わり戻る。迷ったり、些細な事で一喜一憂したり、不安定な僕の感情や思考とは大違い。だから僕も、桜の様に潔くなれたらいいのに…。