スパーレディー
日曜日は福田の時間
。
夏休みをいただき、志摩に行きました。
いろいろ見て回った後、
志摩半島の英虞湾南側、海沿いにある民宿に宿泊。
この宿は昭和臭漂う家庭的感じがあり、とてもリーズナブル。
最近のハイソな温泉宿と違い、
田舎の家に帰った感があり、時間が止まっているようでとてもゆっくりできました。
この宿付近には、近くに自販機一台がある程度で、
コンビニもスーパーも何もなく、昔からの漁師町って感じの場所で、
お茶が飲みたいのでおばちゃんに頼むと、
ポットで麦茶を入れて来てくれます。
そのポットがいい感じで
こんなビジュアルなんです。
この宿にしては、ずいぶん前衛的なデザインだなーと思って
じろじろ見ていると、
kansai と書いてありました。
はて?ダイナマイト関西?
いやいや、KANSAI YAMAMOTOでは?
まさか、ポットでデザイナー起用はねぇ・・・と勘ぐり
ググってみました。
すると、
ダイヤ魔法瓶という会社が作った
80年代頃の山本寛斎デザイン「スーパーレディー」というモデルらしいことがわかった。
当時、単なる魔法瓶に、
デザイン性という付加価値をとなったのでしょう。
今いまだからかわかりませんが、かなりハイセンス。ww
スーパーレディーという名前もナイス。
男女雇用機会均等法が制定され、
女性の社会進出が進んだ時代背景を創造すると良い感じな気がする。
これ欲しいか?と言われると全くそうではないですが、
この宿に似つかわしくないデザインなのに、
なぜか違和感を感じさせない、昭和後期のレトロに出会いました。
良いものは一周まわってさらによくなるのかもしれませんね!
ではまた
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