3月 自然を想う
石村です。
我が家の日常には
海
がある。
東京に住んでいたら、普通はあまり縁がない。
そもそも東京には、いわゆる海と呼べるものがない。
(東京湾は存在します)
かろうじて葛西が水遊びできるくらいだ。
ウィンドサーフィンはお台場でも出来るらしいが。。。
でも我が家には、幸か不幸か日常に存在している。
2人の子供は、本当に小さい頃から、
片言の言葉を覚えだす頃から
「さあひん・・・」
とつぶやくくらいだ。。
そんな環境だからこそ、子供達には
都会と自然という、
相反する二つのセンスを持ち合わせて欲しいと本気で
思っている。。
都会で生きていくセンス、
自然と共存していくセンス、
彼らが大人になる頃には、ますます必要になる双方のセンス。
是非身に着けて欲しいと思っている。
そんな我が家の海の一コマ。
ビーチでの
シーグラス集め。
シーグラス、知っていますか??
自然が作り出すガラスのアート。
ゴミをアートに変える自然のパワー。
一体どこからやってきたものなのか?
それを考えるだけでも素敵です。
私が海から上がると、娘が走り寄ってきて
「見てみて!!」
と手のひらいっぱいのシーグラスを見せてくれる。
せっかくなので、
「額に入れて飾ったらいい」
と私。
海帰りに100円ショップに寄ってそれらしい木の額を購入。
しばらくしたら、
自宅に飾ってありました。
子供達二人で、木工用ボンドで自由に。
これだけで立派なアートです。
海の力、自然の力から生まれるものを美に変える。
こういう感性をこれからも養ってほしいと切に願っています。
東北の大震災から5年が経ちました。
未だ復興とは縁遠い場所も多々あります。
慣れ親しんできた千葉の海岸線も、すべて高い防潮堤が敷かれ、
周囲の景色も一変しました。
海にいるのに海も見えません。
東北では、まだ何も進んでいない場所もあるのに。。
こうした場所の一日も早く少しでも整備されることを強く祈っています。
人間の想像をはるかに超える自然の威力。
世の中、どこもかしこもデジタル化が進んでいる。
でも、
絶対に忘れてはいけない自然の力。
ここから先は、それを感じとるアナログ力が問われるはず。。
海に囲まれた地に生きる日本人として。
私自身、これからも真摯に向き合っていきたい。
海に育てられた一人のサーファーとして。
