武勇伝 | 社員ブログ|EVERYDAY成長!&感動!ソフトコミュニケーションズアワー!

武勇伝

石村です。

前回のブログで旅の記録を書きました。

サーファーにとって「旅」とは、

まだ見ぬ波を求めてどこまでも行くアドベンチャー

心をくすぐり、揺さぶる最高な冒険です。

一方でその先々で様々な出来事に出会い、
時として危険なシチュエーションにも遭遇します。

「スリに合う」

「ものを盗まれる」

「だまされる」

なんていうのは序の口。

私自身、過去に結構盗まれ、騙されました…笑


また、前回のブログにも登場した

腐れ縁「H」は、

金をひったくられ、追いかけていったところ、盗人集団に反撃にあい、
ナイフで刺されそうになったことも・・・


でもそうした身を持っての経験で、旅先では逞しくなっていくもの。

旅に出るサーファーなら、こうした武勇伝は誰しも一つは持っています。


前回の台湾トリップで、50代のいぶし銀なサーファーに出会いました。

台湾自体、現在でもまだまだサーフィン人口も少なく、認知度も近い。

その方は、20年以上も前に、台湾にトリップに来たことがあり、

当時誰もいない台湾のグッドウェーブでひたすらサーフィンをしていたところ、

ビーチから大声で軍人に呼び止められ、強制的に上がらされると、
いきなり銃を突き付けられ、

「お前はどこから来た!」「ここで何している!」

サーフボードを指さして、

「武器はどこにあるんだ!」

「エンジンはどこに付いている!」


などと言われ、ホールドアップしたまま(海パンのまま)強制連行されたそうです。

どうやらサーフィンそのものがまったく分からず、海を渡って密入国してきたと
勘違いされたようで、

これはサーフィンという純粋なスポーツなんだと身振り手振りで一生懸命説明
しても、

「どうやって海を渡ってきた!」

「武器を出せ!」


と、一向に埒があかなかったそうです。

留置された後、日本領事館と連絡が取れ、やっと解放されたそうですが、
生きた心地がしなかったそうです・・・

そんな思い出のある場所に、20数年経って帰ってきたその方に思わず脱帽しました。

そしてその場にいた皆につけられたあだ名が、


「海パン先輩」 「海パン先生」


先輩尊敬します・・・


まだ見ぬ未開の地への旅へのリスクとは、

マラリアや食中毒だけではありません・・・

当の私も、軍人ではありませんが、当時まだまだ原風景の残るインドネシアで

野生の猿と野放しの牛に囲まれ、やられそうになった事があります。

当時武井壮のような方も存在せず、闘い方も心得てなかったので、
結構ビビりました・・・

特に野生のサルは、すばしっこく、突撃してきてなんでもかんでも持って
行ってしまうので本当にやっかいです・・・

野良犬もあなどれません。。。追いかけられ必死で逃げた事もあります・・・

噛まれたら終わりです・・・(狂犬病)

それでもまだ見ぬ波のために、前進していくバイタリティ・・・

凄まじいですね。。。

知人のレディースサーファーは、

中南米を一人で旅しているとき、レンタカーでポイント目指して
走っていると、そこにあるはずの「橋」がなく、

減速なしで、車ごと川にダイブしたり・・・

それを

「怖かったわ~」


と笑いながら話している・・・

そんなあんたが怖いわ・・・」

こんな話しは尽きません・・・

でも、結局は自分が決めた目的地へ向かって、ミッション達成のために

ブレずにひたすら突き進んでいく、

なんでしょう・・・

人生観というか、そんな強さを私自身は学んでいます。

こんな話が出来る強い仲間が周囲にいてくれるだけで、

自分自身プッシュされます。

「小せぇこと考えてないで、行くなら行けよ・・・なんとかなるさ!」

みな口を揃えてこう言います。

世界は広い。人生もいろいろ。考え方もいろいろ。

一度きりの人生ならば、

たくさんの人々と触れ合いに、自分の見識をもっと拡げていきたいと思います。


次は何処へ・・・

風の吹くまま、気の向くままに・・・

それでは。