What I got...師走のサーフィン日誌 見知らぬ場所へ
本年もどうぞ宜しくお願い致します。
さて、
「3年分の厄を削ぎ落としてやる!」
というテーマのもと、冬期休業期間に4日間台湾へショートトリップへ行ってきました。
台湾自体、まだまだ未開拓のエリア、いわばサーフアドベンチャー。
台北などは、観光地として日本人にも馴染みの場所ですが、
今回我々が目指すのは、
台湾最南端、ケンティンという小さな町。
観光マップもなければ、本にも、どこにも載っていない場所。
知らない場所へのトリップには、相応のリスクを背負い、何があっても臨機応変に
対応しなければならないので、もたもたグズグズしない少数での旅が必須です。
今回は、生命力だけは異常に強い、
小学校からの腐れ縁「H」との2人旅。
12月28日
ボードを梱包し、適当にバッグに荷物を詰め込んで、
夜明け前に自宅を出発、途中で腐れ縁「H」を拾い、まずは成田へ。
車のオーディオに、旅立ちの際に必ず聴くテーマソングをかければ、
最強の私の旅のテーマソング 「SUBLIME What I got」
仕事漬けの体から、一気に旅の戦闘モードに切り替わります。
台湾は、北部は亜熱帯、南部は熱帯気候と北回帰線を境に気候が変わります。
成田から台湾南部の「高雄」空港へ。
ざっと4時間(実際は5時間近くかかりました)
夏の気候を予想していましたが、降り立つと意外に寒い…
この日はこの冬一番の寒波が到来していたらしく台湾中でニュースに・・・
薄手のパーカーが役立ちました。
目指す町には換金所など一切ないのでここで円を台湾ドルに換金。
そしてここで、たまたま行きの飛行機が同じだった、
静岡発のレディースサーファー2名と合流。
目的地が同じゆえ、すぐに打ち解け、今回の旅のメンバーが4人に。
迎えの車に乗り込み、更に南へ。
車で2時間かけてケンティンへ。
恐ろしいスピードでかっ飛ばす車にボコボコ揺られ、
周囲に何もない寂しい景色、寂しい海を眺めながら、
「想像以上に何もないな・・・」
と不安になりつつ、更に激しくボコボコ揺られ・・・
ついにケンティンに到着。
小さな町は驚くことに、凄い人で賑わっていました・・・
「何?この人の数???」
ここケンティンは、台湾の熱海?伊東?のような感じで、
台湾国内中から人が集まる場所とのこと。
メインストリートの直径1キロ程度に、夜になると一斉に屋台が現れます。
自宅出発から13時間、ついに今回お世話になるサーフショップへ到着。
この2階が、今回お私達の寝城です。
この日は、4人で町へ散策がてら食事に出かけ、
サーファーなら誰しも持っている旅の武勇伝で盛り上がり、
明日に備えて早めに就寝。疲れたので即効熟睡・・・。
12月29日
朝、ガイドの車に乗り込み、いよいよ目的のスポットへ。
ガイドの「T」さんは日本人ですが、ここ台湾サーフィン界の第一人者。
一人でこの台湾を開拓してきた偉大な方。彼なしにこの旅の成功はありません。
台湾ローカルのドン(頭)と一緒に、サーフショップを経営。
今回私達を受け入れてもらいました。
昨日はかなり大きな波だったと聞き、期待値もMAX!
そこに待っていたのは、

オーバーヘッド、見るからにパワフルな波が待ち受けていました。
「デカいな!」
しかも海には、一部のロコサーファー、日本人と欧米人だけ!数人。
「この波に乗るためにはるばるやってきた!」
アドレナリン全開で入水、思うままに波を切り刻む。
パワフルかつ完璧なブレイク。
素晴らしい波で、「最高」以外の言葉が見つかりません。
台湾でこの冬一番の寒波が到来といっても、
気温20度、水温23度
特に水温は年間を通して、23度以上あるので、まさしく
サーファーズパラダイス。
「来てよかった」
4人とも、笑顔。
ただしこのポイント、インサイドは、ゴロゴロした玉石で、入る時と上がる時、
間違うとショアブレイクに巻き上げられて、体ごと叩きつけられ玉石に刻まれるので
ご注意を!(今回叩きつけられたサーファーがいたようです・・・おそらく血まみれ)
海から上がると、クラブハウスと呼ばれる休憩小屋でしばしクールダウン。
そこで休んで食事しながら談笑していると、
」
「凄いサーフィンしてましたね!」
と男性3人の日本人グループに話しかけられ、少し話すと意気投合。
これで旅の仲間が7人に。
こうした旅先での出会いも、旅の醍醐味。
私自身、サーフィンやってきてよかったと思える瞬間です。
夕方もこの7人で、ほぼ貸し切り状態で日暮れまでクタクタになるまでサーフィン。
夜は皆で町へ繰り出し深夜まで大笑い・・・

屋台はスマートボールなんかもあり、結構楽しめます。
ただここは、英語も日本語も通じない場所。
ひたすら、ボディーランゲージ。
「CHECK. PLEASE.」も通じないのであしからず・・・
12月30日
若干サイズは下がったのの、まだまだ頭サイズの十分すぎる波をホールド。
この日は気温25度 水温23度
途中から晴れて夏到来!
みな、大きな波に果敢にチャレンジ。
レベルはそれぞれ違えど、乗ればみんな笑顔。
同じ空間で同じ喜びを分かち合う。
経験した人のみぞ知る、至福の時間。
本当に最高でした。
素晴らしい気候と風土、素晴らしきローカルの人々、そして仲間たち。
What I got...
今回の旅で私が得たものは、計り知れません。
一生の思い出として胸に刻まれました。
(決して海では刻まれていませんが…)
ガイドのTさんに、
「実は台湾の東部にヤバい波が立つスポットがある。
危険なんで出来ない奴は絶対誘えないけど、お前だったらいつでも連絡
くれればサポートするよ、一緒に行こう」
と言って頂きました。
ただただ感謝です。
「ならば行かなければならない」
私のアドベンチャーは続きます。
「T」さん、宜しくお願いします。
ローカルのドン「A」さんにも、
「お前はグッドサーファーだ」と言って頂き、受け入れて貰えたこと。
言葉は通じなくても、
サーフィンで分かり合える、
これ以上の喜びはありません。
そして私と腐れ縁「H」は最後の夜。
他のメンバーは1月1日までここにステイ。
年越しはそこらじゅうで爆竹の嵐だそうです・・・
最後の夜、皆でばか騒ぎをして、心の底から楽しんで、
最後に同じメンツでまたトリップしようと、固い約束をして別れました。
腐れ縁「H」は置いといて、「Y」ちゃん、「N」ちゃん、「H」、「S」、「M」 みんな最高!
ホントにありがとう!
全員旅慣れているので、次の目的地はどこになるのか・・
とても楽しみです。
肝心の私の厄は・・・
落とせたと思います!
ありがとうございます。
みなさん、
旅をしましょう!
一生の友と共に。
一生の友を探しに!
それでは。






