浦和シニアはこのブログでも何度か紹介してきたが、埼玉の強豪チームで山梨のシニア全国大会以来お近づきになり、昨年から練習試合を積極的に行う様になった。埼玉にはもう1チーム柏と先日練習試合を(私は不参加)行い1:3で負けた秩父シニアという強豪チームがあり、浦和はここに(多分)3年連続で敗北して全国大会出場を逃してはいるのだが、埼玉県準優勝チームとして参加した関東大会では一昨年優勝、昨年は柏に次いで準優勝、今年はつい先日の日曜日に四街道、船橋の千葉の強豪等を退けてまたもや優勝を遂げている。今回大会直後にも拘わらず、柏のために練習試合に応じてくれることになった。

 

 浦和には柏実年にも参加している元鹿島のレジェンドが今年から加入しており、我々が敗戦した(全国優勝2チームの1つ)鳴門クラブに匹敵するほどの全国レベルの投手力を備えているのだが、今回もそのエースは1試合目には登場して来ず、エースナンバーの18番と我がエースの投げ合いとなった。浦和さんは打力も素晴らしく1回の立ち上がりにいきなり2点タイムリ2本を浴びて4点を取られる。致命的な4点と思われたが、相手投球に目が慣れた3回裏に打者1巡の猛攻で9点を上げ、その後の反撃を1点に抑えて9:5で試合をひっくり返した。

 

 第二試合は例のレジェンド投手が(柏実年に現在所属している意地もあるのだろう)殆どチャンスらしいチャンスを与えてくれず、逆に浦和は1チャンスを生かして2点を上げて0:2で完封負けと相成った。全国でも屈指の好投手に今回も手も足も出なかった。思うに柏の守りは相当にレベルが高いが、浦和の打力も相当にレベルが高い。投手力も素晴らしいが野手の守りが今一つで、9点を上げたビッグイニングの時には相手エラーが目についた。ここらあたりが秩父との差なのかもしれない。

 

 私は2試合共にFPでセカンドの定位置で参加する。守備機会は数多くあったが、何れも堅実に対応してノーエラーでチームに貢献することが出来た。強豪チームとの緊張感あふれる試合はまさにソフトボールの醍醐味であり、充実感がいっぱいの楽しい練習試合となった。(了)