前回9月15日の終値は33,500円台だったのが、この10月4日には30,500円になっているのでこの間(実際の下げは9月末の権利落ちからといってもいいだろうが)に何と3,000円も下げたことになる。こんな絶好の買い局面は年に何度もないのだが、こんな時に限って余裕資金がない。まあ常にフルインベストメントなので余裕資金など有ろう筈はないのだけれど。

 

 それでも9月末越えでわずかながら資金繰りにゆとりが出来たので手ごろな銘柄は無かろうかと見回すと先日500株(@3,854)を売り切った住友林業が高値4,300円超まで行った後に急落して3,500円割れまで売り込まれているのを発見した。この住友林業住宅業界では大和ハウス、積水ハウスに続く第三位なのだが去年の八月以降人気が沸騰して殆ど押し目らしい押し目を作らずに上げ続け結局500株しか保有できず、数が纏まらなかったため逆に売ってしまったという私にとっては因縁の銘柄である。

 

 ただし、いくら人気が出たと言っても第一位の大和ハウスと株価が逆転するのは行き過ぎだろうと思っていたが、今回の相場下げ局面では案の上、下げがきつく妥当な株価水準になった感があり100株だけ購入した(@3,484)。本当はまとまった株数を買っておきたいところだが、今回の下げ相場でバリュー株の下げが厳しかったため売り先行の入替は得策ではないと判断、商社株が戻り始めたらこの住友林業を買い増ししたい。

 

 そういえば住友林業同様に一本調子に挙げていたコマツの下げもきつかった。こちらも3,300~3,500円台で2500株売り切った後は空っけつ状態が続いているので買い増しの対象となるような値ごろ感が出て来た。毎年株主優待で送られてくる当社製品のミニチュアが来なくなるのは寂びしいし、前期大きく増配をしたし、今期も増配が期待できそうだし。(了)