<B-25~言ってはみたものの>

 

 今日はB-25の飲み会の日なので、仕事を終えるといつもとは逆に千代田線を日比谷に向かい、先ずビュノスヤマザキに行ってワインの仕入れ。お正月で飲み尽したので在庫が空になっていたためなのだが、今回は私の家飲み用なので極力安いワインのみを選別した。正直な所年末からお正月にかけて相当散財したので、少し財布の紐を締めておかねば…、との思いもある。セレクションは先ず値段で、次に白なら極力シャルドネ、赤は年代が2018年の若いワインで無ければ、といった適当な基準で1ダース選んだ。

 

 続いて、銀座の東急ハンズに久方振りに顔を出してワイングラスを探す。三女が昨年誕生日プレゼントに割れにくいワイングラスを呉れたのだが、ワインの飲み手が三人になったので、絶対割れない超安物グラスとのペアでは数が足りなくなったため。グラスコーナーに行くと、三女がくれたのと同じものが置いてあったので2つ購入した。これで私用の日常用超安物と晴れの日用3つの計4つのグラスが揃ったことになる。

 

 三店目は、更に近くにある「丸ごと高知」を覗いて「ダバダ火振り」の720mlを購入。高知では超有名だが、全国的には珍しい栗焼酎なのだが、最近飲んでいないので味を思い出すために購入したもの。1,700円余は高めの値段設定で雲海やいいちこなら2リットルパックが買える値段である。冒頭財布の紐を締めるとか言いながら、結局色々買い物をした後八重洲ブックセンターで時間を潰す。

 

 今日のB-25の店は、丸ビルの「御影蔵」(みかげぐら)で丸二年前以来の二度目の利用である。幹事のHさんが、既にリタイアして郊外で悠々自適の生活に入っており、新規開拓が無いため二度目の場所と相成ったとのこと。二年前は印象が薄かったが、丸ビルは「青ゆず寅」を初め36階の高級中華等馴染み深い店の多い場所である。今回は皇居前の通りに面したナイスビューの個室で6,000円二時間飲み放題のコース。

 

 三ヶ月に一度のこの会、最近はメンバー8人がコンスタントに揃うことが多くなり盛会が続いているのだが、今回の席が来た順となり真ん中の席になったのだが、ここは余り好きな場所ではない。真ん中だと否応なく話題に入らざるを得ず、話題提供が苦手でこの会では聞き役に回りたい私には多少ストレスに感じるポジションではあるが、無理に端に座るのも雰囲気を乱すのでやむを得ない。この会は監査役経験者の集まりなのでお堅い話が多く、私はそれが苦手なのだ。

 

 すると、冒頭私の前に座ったメンバーが「今年は世界遺産は何処に行くのですか?」と私に気を利かして水を向けてくれたので、私から「今年は南仏からボルドー、モンサンミッシェルに行きます」と、すんなりと話題を提供できることになった。直ぐに海外通のNさんが、ロンドン駐在時代に車でモンサンミッシェルに出掛けた時に満ち潮に危うく愛車が水没しそうになった話やホテルのレストランから見た満潮の凄さの話、オムレツのパフォーマンス等へと話が盛り上がって行った。

 

 話題の豊富なNさんは、更に年末のニュージーランドプライベート旅行での国際交流振りを披露して頂いて海外ネタは更に拡がった。仕事以外で海外旅行に出かけるのはNさんと私くらいの様で、前に座ったTさんは毎年ヨーロッパ旅行に出かける私に対し「良いなあ」と羨ましがっていたが、公私共多忙なのだろうか?個人的には行けるうちの海外旅行と割り切って、少々無理をしてでも今のうちに色んな場所を脳裏に焼き付けておきたいと思っているのだが。

 

 そのうちだんだんビールに酔って来て、Tさんの後輩激励話に茶々を入れてしまった。曰く「執行の人達と狎れあうのは良くないのではないですか」と。その時には監査役の職務上、一定の緊張感を持って執行陣と対すべきとの正論を吐いたつもりではあったのだが、Tさんはプロパーの社内監査役なので後輩たちを激励するのは至極当然な話であることにすぐ気づいた。社外から乗り込んできた監査役なら、一定の距離を置くのは当然のことなのだが、同じ釜の飯を食べて来た社内監査役は立ち位置が違っていて当然、私の勇み足発言だった。今更なのに青臭い私の発言をちょっと反省。(了)

 

PS.この「御影蔵」は菊正宗酒造と提携しており、飲み放題の日本酒は4種類の菊正宗を飲むことが出来る。皆さんそれを知らないようで話したうえで大吟醸を頂く。日本酒も色々飲みたいのはヤマヤマなのだが、平日にたくさん飲むと悪い記憶しか残っていないのでここは我慢我慢。