<臨時のゼミ飲み会>
大学の元助教授がUターン先の福島から久々に上京するというので、現代日本経済史ゼミ仲間のうち気心の知れ、時間の空いていた4人が待ち受けた場所は有楽町の東京フォーラムの中にある「宝」というお店。この店は地下鉄との導線上にあるので皆さん知っているが、なかに入ったのは今回が初めて。
このゼミメンバーが集まると、どうしても話題は、今日は当然来ていないが最近就任したばかりの女性大臣の話になってしまう。昼のニュースで陳謝する神妙な姿がテレビに映っていたが、スカーフにうちわ、それに議員宿舎問題と立て続けに不手際が続くと彼女のイメージが悪くなり、某日刊紙は早くもクビとか囃し立て始めたようである。狙われるとは噂されていたものの、こう早速野党やマスコミの思惑にはまり込むとは…、先が思いやられるネェ。ゼミの先生夫妻を囲む正式な集まり(私は所用あり欠席の予)まで首の皮がもつのだろうかと皆で本気で心配した。
ゼミOBであるだけにこのメンバーが集まるとすぐに歴史の話になってしまう。いきなり、八重の桜の話から斗南藩の話に飛んでしまう辺りまでは何とかついて行けたが、松平容保が高須四兄弟の一人だと言われて??もうだめ。薩摩に話が移ると加治屋町には西郷隆盛(誰かが「鹿児島では西郷さんと言ってはいけない」と言っていたがほんまかいな)、大久保をはじめとする志士たちがご近所だった位は分かっても、甲突川がどうのこうのとなると???彼らはそういう現地を訪問したうえで話しているのでリアリティがある。
話が、わが故郷の話になっても梼原街道を龍馬が脱藩に下った話とか、マイナーな志士田中光顕にもしっかりついてくるし、挙句の果てに「不破哲三、上田耕一郎兄弟の父親は高知のどこの出身なんだ?」と切り返されると私は沈黙するしかなかった。さらに宇喜多秀家が関ヶ原後八丈島に流されたときに、加賀前田家が幕末に至るまで援助を行ったのは何故かとか、よくもまあ、次から次へと話題が移り、皆がそれを楽しむことができるものだ。賢い人の頭には歴史が体系だって整理されている。世の中には、上を見ると上には上の賢い人が居る、といつも感心させられてしまう。
それでも今日は、名誉教授も現役大臣もいなかったので少しは話題に入らせてもらえたので満足。ただ知的レベルの高い人は飲み方・食べ方がおとなしいのでお腹は満たされなかった。翌日朝練なので「ひとり二次会」は我慢した。(了)
PS.せっかく肉離れから4週間で動けるようになったので、思わずフルパワーで外野ノックを追いかけたら、左足の同じところを「ブチッ」とやってしまった。明日はいよいよキング戦なのにこりゃ厳しいぞ、とほほ。