文化の日からの3連休ということで次女が帰省してきた。春の転職後は家でオンラインでの仕事が出来ることも有り割と気軽に帰って来る様になった。金曜の夕刻に三人で行ったのが柏駅近くの「ZOE’S」。このお店数年前に行ったことが有るのだが、何処に行こうかと食べログを見ていると、点数が3.71と柏でベスト5に入っているので久方振りに行こうと予約してみたもの。高い方のコースを予約したのだが、前菜からセンス良く並べられた料理は量がさほど多くなくヴィジュアルも良い上に魚と肉に加えて地元の野菜をたくさん取り入れておりとても工夫された料理である。ビールから始めてブルゴーニュの白ワインとともにおいしく頂き満足感は大きい。流石の点数だけのことはある。

 

 翌々日の日曜日は三人でドライブ。何処に行こうか尾瀬か会津若松か選択に迷ったのだが工程と時間経過が見通しやすい会津若松方面に決めた。午前6時に出発し途中上河内SAでのトイレ休憩を挟んで9時半過ぎに大内宿に到着、ここは既に駐車場が満杯近くなっており、この時期の人出が尋常でないことが伺える。次に向かったのが喜多方で、会津若松から専用道路が出来ていて昼前には到着したのだが、有名店の「坂内食堂」は長蛇の列だったので、「たんぽぽ食堂」の駐車場に車を停めお土産を買った後、ランキング上位の「麺や玄」に行ってみると、待たずに入ることが出来た。ここで「トンタン」「ショッテリ」というこの店ならではのラーメンを食べてみたがおいしかった。特にトッピングのネギが秀逸で、やはりラーメン(に限らず土地の名物)は本場で食べるのが一番だと痛感した。続いて今年新装開店の鶴ヶ城に行ってみると、ここも大勢の観光客でごった返していた。メインは1868年8~9月の戊辰戦争で新島八重の奮闘ぶりと白虎隊16人の悲劇を再認識した。それにしても殿様の松平容保は何故あれだけの反抗をしておきながら、死を選ばずにおめおめと余生を永らえたのだろう?ここはあまり小説では取り上げられていない、中岡慎太郎の一生同様ドラマで紹介して欲しい所である。

 

 会津からいわき経由で常磐線を使って帰路を取ったのだが、午後2時半過ぎにスタートし途中中郷SAでトイレ休憩を取って柏に向かったのだが、やはり友部あたりから渋滞に巻き込まれ柏到着は午後7時半のロングドライブとなった。なので夕飯は「福兆」でお寿司とおいしい魚を頂く、遅くまで空いていて良かった。

 

 翌日から嫁さんは早朝から仕事、次女は9時から夕方までオンラインで仕事、私はいつもの様にメガロスと家事の日常に戻った。次女が居ても主夫の仕事はいつも通りなのですんなりと日常に戻った。次女は新しい業務を与えられたらしく仕事中心の生活なのだが、朝晩食事を私が作って上げるので自宅に居る時よりも負担は軽減できたのだろうか、仕事が一段落ついた木曜日に柏の自宅を離れた。(了)

 

PS.火曜日にメガロスでトレーニング中にスタッフから「家の娘さんに電話してください」と連絡が入った。何事かと電話してみると何故か家電には繋がらず次女の携帯には繋がった。「停電だ」というので急ぎ帰って、娘を電源のあるマックまで連れて行き、帰ると停電は終わり正常化していた。想像するに朝の強風で一帯の電線が遮断されたのか?初めての経験だったが、すぐに正常化して事なきを得胸をなでおろした。