海老蔵さんに群がっているマスコミ(当事者は報道陣と言う
の怒声が流れています。

身内を亡くした人に対する態度とは思えませんね。
海老蔵さんが、ものすごく紳士に見えます。

「マスコミ」って言葉が最近すごく蔑みの感覚さえ含むようになっている気がします。

最近、私たちの周りでマスコミがウロウロすることがあり
非常に憤ってました。

傷に塩をすりこむような行為。

遺族が拒絶しているのに
嗅ぎまわり
友達をつけ回し
とうとう遺族が
友達に謝罪をするような羽目になる。

2重の苦しみを与える。

でも昨日もう一つの話を聞いた。

事故で子供を亡くした方、
事故後初めて自宅に帰ってきたら
マスコミが自宅を取り囲んでいた。

ここまでで話を聞いて私は怒り心頭でしたが
遺族は違う反応だった。

警察は情報を知らせてくれない。
なんにもわからない状況の中
初対面で失礼なそのマスコミから
初めて知ることがいっぱいあったそう。

情報を流してくれることで助かったらしい。

事故の悪夢からまだ冷めやらない中
その方はマスコミの取材を受けることを決めたということ。
ギブアンドテイク

取材を受けることで
自分も情報を受け取り
警察と対峙し
事故の再発防止
法律の改正運動でも
協力してもらったということ。

無神経で鈍麻した感覚を持つ輩
知る権利を振りかざし
傷ついた人々をますます傷つける輩
でも、そういう「輩」でも
やはり助けに思う人がいるんだな。

個人で何もできない私よりは
何万倍も役に立ったでしょう。

プラスマイナスで、プラスが多いのかもしれない。

マイナスを気にしてプラスも生まないのでは
なんにもならないのかもしれない。

黒か白か

がっちり決められることは
そうそうないということでしょうね。