子どもの頃、遊びつかれて帰ろうかというときの夕焼け。

都下のドラえもんの近所とそっくりな景色。

夏休みには、田舎の海で朝から夕方まで泳いで、顔の後ろか前かわからないくらいに真っ黒になった。

お腹がすいた海の夕日。

そういう、ひとつひとつが美しく、懐かしく思い出される。

昔はよかった、、、、じゃない。

子どもの頃の不安がない世界が、美しく懐かしいのだ。

今の子どもたちもきっと大人になったとき、今の環境を懐かしく思うはず。

私たちが見ると、今のこの日本は美しくないものであっても、彼らには美しく心に残る。

だから、この今を大事に、もっと美しくなるように少しでも気持ちを傾けたい。

昔は良かったと、昔にばかり思いを馳せるのではなく、今にも心をおきたい。