無口な頑固オヤジっていうのが、昔の家族関係を描くときに、よく登場する。

ベランメイ、オトトイキヤガレッテンダ、なんつってね。

無口で頑固なオヤジは、いろんなことを自分の中で消化して(したつもりで)、愚痴も言わない、価値観を変えない、だから頑固。

最近のお父さんは、よくしゃべり、家族を思って自分を出しすぎない人が増えている。

自分を出しすぎないお父さんは、価値観にも柔軟性があり、コミュニケーションによる問題の消化をするから、おしゃべりが必要。愚痴だって言っちゃう。自分の立場を語るし、家族の立場も聞く。

最近のお父さんの中で、自分を出しすぎないし、無口っていう人は、なかなかつらい。

自分を出し過ぎずに無口なお父さんは、価値観は相手に合わせるか、すりあわせをせずにいるから、問題が起こったとき、家族に自分の立場が理解されてない。そうして、理解もされず、自分も理解をせず、自分を押し通せず、自分を壊してしまうことも。。

だから、仕事をガンガンにしながら、何も言わない優しいお父さんには、誰か目を配ってあげないとね。

またまた自戒をこめて。