引きこもったお子さんを持つお母さんの話を聞いたことがある

高校の頃からひきこもりが始まり、中退してから社会復帰、復帰してからも落ち着くまでの話は、子どものもがきと、親の自分との格闘が伝わってきた

そのお子さんは、社会復帰するまでに、色々試した

・留学
・留学先での挫折
・中退、就職、転職
・キャリアアップのため就学、退学、転職

と、留学先でも、いろいろもがいて、やっとテンポラリーではない就職先を見つけた

親御さんは、それら全てのもがきを見守り、金銭的にも支援した


聞いている者の当然の疑問

お宅は、お金持ちなの?

だって、もし、うちに子どもがいても、そんんなに長い間、海外で勉強させるお金は、ない

ない場合は、どうしたらいいの?


その場に、同じように悩んで解決してきた別の親御さんがいて、

「なんとかなるのよ」

と、達観した顔で言った


引きこもっていた子どもが、もがいて、色々親に要求してきくるけど、そのお宅の限界はあまり超えない

その留学をさせたお宅も、普通のサラリーマン家庭だったけど、なぜか工面できたと言っていた
「なぜか」はとっても気になるけど、、、

同じ悩みも持っていた親御さん達によると、不思議ではなく、普通の出来事とのこと

小金持ちのお宅のご子息、車を何台か買い換えた、さぁ、田畑売るか、ってところで要求がとまった


だから安心して、手放せるものは手放してみて
と、いまだに悩む親御さんには伝えているらしい

「金は天下の回りもの」ってことなのか、別のことなのか・・・不思議な話