Tal Farlow - 『A Recital By Tal Farlow』

(1955年)

Tal Farlow - g

Bob Enevoldsen - vtb

Bill Perkins - ts

Bob Gordon - bs

Monty Budwig - b

Lawrence Marable - dr

1.You Came Along (From Out Of Nowhere)
2.Walkin'
3.Moonlight Becomes You
4.On The Alamo
5.Will You Still Be Mine
6.Lorinesque
7.Bye Bye Baby

(1955.05.03 ～ 05.04)

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本作は、Tal Farlow 紹介順で4番目のアルバムで、1955年5月制作です。

ヴァルブ・トロンボーン、テナーサックス、バリトンサックスをフロントに配置し、

ピアノレスのギター、ベース、ドラム...といった編成です。

なぜ、ピアノレスにしたのかはわかりませんが、

ギターソロの合間にフロント3人が「フワッ」とした感じのアレンジを聴かせる構成は、

ピアノレスならではのものがあるように思います。

曲目は #6 が Tal Farlow のオリジナル、#2 が Miles Davis の演奏で有名な曲、

（※この Walkin' はジャズ・オリジナル ... という扱いでいいのでしょうか？）

のこりがスタンダード・ナンバーです。上にも書きましたが、ちょっとしたアレンジがしてあり

いわゆる（モダンジャズのジャンルとしての）「ウェスト・コースト・ジャズ」な感じを

楽しむことができ、また大変聴きやすい演奏が続きます。

このアルバムが今回、Ultimate High Quality CD として日の目を見たのは

1991年以来のことで、実に久々の国内CD化ということになります。今回を逃すと

次のチャンスはいつになるのか見当がつかないので、ぜひお手に取って聴いてほしいです。

（こんな面白くて聴きやすい演奏が知られていないというのは、意外な感じがしました。）

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You Came Along (From Out Of Nowhere)

Walkin'

Moonlight Becomes You

On The Alamo

Will You Still Be Mine

Lorinesque

Bye Bye Baby