3月29日(水)〜4月2日(日)にかけて「シアター1010」で公演される『戦国送球〜バトルボールズ〜大阪冬の陣』
遂に最終章を迎える『戦国送球』シリーズですが、これまでの話がどんな感じだったか覚えてますか?
覚えてるという人も、覚えてないという人もいると思います。
そこで今回はこれまでの戦国送球シリーズをおさらいしていきます!
え、実は一度も見たことない?
そんな人でも大丈夫です!
"要チェックポイント"もあわせてお話ししているので、この記事さえ読めば最終章が初めての観劇でもしっかり楽しめるようになります!
最後を迎えるのは少し寂しいですが、最終章に備えてこれまでのシリーズをおさらいしていきましょう!!
戦国送球〜バトルボールズ〜
あらすじ
関ヶ原高校ハンドボール部は、かつて名門のハンド部だった。しかし部員の激減により弱小ハンド部に成り下がってしまい、学校側からは廃部を検討されている。
ハンド部のマネージャー竹林未来は、なんとか廃部を免れようと考えていた。そんな時、大きな落雷と共に”真田信之”と名乗る戦国武将が現れたのだ。
関ヶ原高校に伝わる言い伝えに真田を重ねた未来は、真田を”真田勝利”としてハンド部に入部させる。
真田はハンド部を全国大会に導くため、ハンド部全員に"戦国モード"と呼ばれる新たなハンドボールを伝授。
戦国モードを習得したハンド部は地区予選決勝まで勝ち上がるが、その相手は戦国武将2人が率いる”安土桃山高校”だった。
あと1点、試合時間残りわずか…県大会出場を賭けた決勝の行方は…。
要チェックポイント
物語の重要なポイント!見てない人はここだけでも知っておきましょう!
関ヶ原高校に伝わる言い伝え「戦国武将がタイムスリップしてきてハンドボール部を全国へ導く」
関ヶ原高校には「2000年以降に、ある武将がタイムスリップしてきて、ハンドボール部を全国へ導く」という言い伝えがある。
武将は大きな落雷と共に現代へタイムスリップし、天下統一(全国制覇)を果たせば過去に戻るという…。
関ヶ原高校にも真田信之がタイムスリップし、真田勝利として関ヶ原高校ハンド部を導いた。
役割を果たすことも過去に戻るスイッチとなっており、関ヶ原高校ハンド部が県大会出場を果たしたことで、真田は過去に戻ってしまった。
その姿はまさに刀を振るう武士、新たなハンドボール"戦国モード"
刀を構えるようなフォームで繰り出されるこれまでにないハンドボール戦術"戦国モード"。
その姿は刀を振るう武士のようで、刀に触れると斬られたような錯覚に陥る。
戦国モードを発動したプレイヤー同士の試合は、まさに戦国時代に繰り広げられた戦のようである。
地区予選大会の結果は2位!異例の処置で関ヶ原高校は県大会出場を手にする
安土桃山高校がリードし、22対21の接戦。関ヶ原高校は惜しくも敗れてしまい地区予選の結果は2位となった。
県大会出場は地区予選を勝ち上がった一校のみ。
全国大会出場への夢も潰えたと誰もが感じていたが、伝説のハンドボールプレイヤー”宮野大樹”が掛け合ってくれたおかげで、今年から県大会出場は地区から二校になったのだ。
そして関ヶ原高校は県大会出場を手にした。
注目キャラクター
物語に関わる重要なキャラクター!最終章を見るためにも押さえておきましょう!
真田勝利
戦国時代からタイムスリップしてきた"真田信之"
関ヶ原ハンド部に戦国モードを伝授し県大会出場に導いた。
礼儀正しい熱血漢で、士気の下がった関ヶ原ハンド部に、やる気を取り戻させた。
竹林未来
関ヶ原高校一年生のハンド部マネージャー。
気が付いたらハンドボールのことばかり考えてしまうほどハンドボールが大好きな熱血少女。
誰よりもハンドボールの知識がある。
浪木速人
関ヶ原高校一年生のハンド部エース。
以前はハンド部に馴染めず孤立していたが、真田のおかげで和解することができた。今ではハンド部の中心的存在。
クールに見られるが人見知りなだけで、実は虫も殺せないくらい心優しい性格。
戦国送球〜バトルボールズ〜第二次真田合戦
あらすじ
大きな落雷と共に現れた戦国武将”真田信之(真田勝利)”の導きにより、見事、県大会出場を手にした関ヶ原高校ハンド部。
しかし彼らを導いた真田勝利は姿を消してしまう。
県大会出場を前にエースを失った関ヶ原高校だったが、そんな彼らの前に戦国武将”真田幸村”が現れたのだ。
真田幸村は”真田勝利”として関ヶ原高校ハンド部に入部し、兄同様に関ヶ原高校を導いた。
県大会も順調に勝ち上がり、地区予選で惜敗した安土桃山高校へのリベンジを誓う関ヶ原高校。
しかし準決勝の相手は真田幸村が第二次上田合戦と呼ばれる戦いで迎え撃った”徳川秀忠”率いる”上田城跡高校”だった。
要チェックポイント
予期せぬ勝利により関ヶ原高校の全国大会進出が決定
上田城跡高校を打ち破り、決勝の相手は安土桃山高校。
リベンジを果たそうと奮闘するも安土桃山高校を率いる戦国武将のうちの一人”小早川秀秋(小早川秀春)”の裏切りにより、予期せぬ勝利をしてしまう。
困惑する関ヶ原高校だったが、安土桃山高校の思いを託され全国大会への出場を決める。
裏切りの権化”小早川秀春”
安土桃山高校を率いる戦国武将”石田三成(石田光矢)”と小早川
県大会決勝での関ヶ原高校の勝利は、味方であるはずの石田を小早川が裏切ったからでもあるが、実は小早川は前作でも敵チームであるはずの関ヶ原高校に力を貸しており、作品を通して何度か裏切りを見せている。
今回の裏切りは現代に徳川家康がタイムスリップしてきたのが背景にあるようだ。
注目キャラクター
真田勇気
戦国時代からタイムスリップしてきた"真田幸村"
兄である真田信之(真田勝利)がすぐにハンド部のエースとして活躍していたのに対し、勇気は初心者同然の実力しかなかった。
しかし仲間を信じることで自信を付け、徐々にハンド部を引っ張るほどに成長した。
石田光矢
戦国時代からタイムスリップしてきた"石田三成"
横暴な性格から敵を作りやすいが、実は情に熱く仲間想い。
試合中に味方であるはずの小早川に首を斬られ強制的に過去へ戻された。
小早川秀春
戦国時代からタイムスリップしてきた"小早川秀秋"
ゴールキーパーとして活躍し、二刀流の戦国モードで試合では鉄壁の守りを見せた。
戦国送球〜バトルボールズ外伝〜天上天下唯我独尊
あらすじ
西暦2000年、山形県にある超不良高校”出羽ノ国高校”と”米沢第三高校”は日々激しい抗争を繰り広げていた。
不良たちに憧れ出羽ノ国高校に入学した早乙女いちかだったが、抗争に巻き込まれ、米沢第三高校の総長”古那仁義”に襲われてしまう。
そんな中、落雷と共に”真田勝利”と名乗る男が目の前に現れた。
勝利は一撃で仁義をなぎ倒し、いちかを救出する。
彼の正体は戦国時代に活躍した”真田信之”であった。ハンドボールで天下を取るために過去からタイムスリップしてきたという…。
出羽ノ国高校の総長”鮫島海斗”は仲間を救ってくれた彼を認め、総長の座を譲る。
勝利の意向でハンドボールで天下統一を目指すこととなった出羽ノ国高校の不良たちだったが、米沢第三高校の不良たちの殴り込みをきっかけに暴行事件を起こしてしまう。
突如始まる抗争の中、威厳ある声と共に現れたのは戦国武将”伊達政宗”であった。
要チェックポイント
外伝の時代背景は少し前の西暦2000年
時系列的には以下のようになるが、外伝の時代背景は他の作品とは異なり22年前の西暦2000年である。
- 戦国送球〜バトルボールズ〜
- 戦国送球〜バトルボールズ〜第二次真田合戦
- 戦国送球〜バトルボールズ〜天上天下唯我独尊
- 戦国送球〜バトルボールズ〜大阪冬の陣
『戦国送球〜バトルボールズ〜大阪冬の陣』には出羽ノ国高校登場するが、なんと登場人物の親族にあたる人物も登場するのだ。
不良たちの“戦国モード”は鉄パイプを振るう”ヤンキーモード”
「戦を想像し、そこに己を投じた絵を思い浮かべる」
戦国モードを発動する上で重要な要素だが、不良である出羽ノ国高校と米沢第三高校が思い浮かべる戦は喧嘩である。
故に彼らが戦国モードを発動した姿は、鉄パイプを振るうヤンキーのそれと同じなのだ。
出羽ノ国高校のマネージャー 早乙女いちかと、米沢第三高校マネージャーの桃園あゆなはその姿を見て”ヤンキーモード”と名付けた。
注目キャラクター
鮫島海斗
出羽ノ国高校3年生であり、ヤンキー達を束ねる総長。
自身の姉が0歳の子どもを残して消息不明となったことから、出羽ノ国高校のために動く事が難しくなり、出羽ノ国高校の未来に不安を抱えていたところ勝利と出会う。
そして勝利に出羽ノ国高校の総長を託した。
古那仁義
米沢第三高校3年生であり、ヤンキー達を束ねる総長。
自分を庇って命を落とした鮫島海斗の兄"鮫島陸"への罪悪感を拭うために、一時は本気で鮫島海斗を殺そうとしていた。
ハンドボールの元中学選抜でもあり、ハンドボールの実力もかなりのものである。
最後に
今回はこれまでの戦国送球シリーズを「あらすじ」「要チェックポイント」「注目キャラクター」の3つの点からおさらいしました。
要チェックポイントは全部で7つ!
- 関ヶ原高校に伝わる言い伝え「戦国武将がタイムスリップしてきてハンドボール部を全国へ導く」
- その姿はまさに刀を振るう武士、新たなハンドボール"戦国モード"
- 地区予選大会の結果は2位!異例の処置で関ヶ原高校は県大会出場を手にする
- 予期せぬ勝利により関ヶ原高校の全国大会進出が決定
- 裏切りの権化”小早川秀春”
- 外伝の時代背景は少し前の西暦2000年
- 不良たちの“戦国モード”は鉄パイプを振るう”ヤンキーモード”
ここまで読んだあなたはもう『戦国送球〜バトルボールズ〜大阪冬の陣』をさらに楽しめるようになったはず!
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『戦国送球』シリーズ最終章。関ヶ原高校全国制覇の行く末をその目で見届けましょう!