「バトルボールズ」「バトルボールズ2」「バトルガールズ」と続く戦国送球シリーズ。
今回の『戦国送球～バトルボールズ外伝～天上天下唯我独尊』（以下、戦国送球外伝）は外伝という名の通り、戦国送球シリーズの物語の主軸とは別の視点で描かれている物語になっています。
今回はそんな『戦国送球外伝』の見どころをキャラクター紹介と共に解説します！
「バトルボールズ」のラストで姿を消した真田勝利。戦国時代に戻ってしまったようですが、彼がその後、どうなってしまったのか気になっていた人も多いと思います。
『戦国送球外伝』ではそんな彼が再び登場します。
「え、私、他の戦国送球シリーズ見てないけど」
もちろん初めて戦国送球を見る人でも大丈夫です。
続きものである戦国送球シリーズですが、今回は全く新しい舞台で物語が繰り広げられるので、初めて戦国送球シリーズを見る人でも楽しめるようになっています！
見どころ・キャラクター紹介で予習して、『戦国送球外伝』をもっと楽しみましょう！
あらすじ
西暦2000年、山形県にある超不良高校「出羽ノ国高校」と「米沢第三高校」は日々激しい抗争を繰り広げていた。
不良たちに憧れ出羽ノ国高校に入学した早乙女いちかだったが、抗争に巻き込まれ、米沢第三高校の総長・古那仁義に襲われてしまう。
そんな中、落雷と共に真田勝利と名乗る男が目の前に現れた。
勝利は一撃で仁義をなぎ倒し、いちかを救出する。
彼の正体は戦国時代に活躍した真田信之であった。ハンドボールで天下を取るために過去からタイムスリップしてきたという…。
出羽ノ国高校の総長・鮫島海斗は仲間を救ってくれた彼を認め、総長の座を譲る。
勝利の意向でハンドボールで天下統一を目指すこととなった出羽ノ国高校の不良たちだったが、米沢第三高校の不良たちの殴り込みをきっかけに暴行事件を起こしてしまう。
突如始まる抗争の中、威厳ある声と共に現れたのは戦国武将・伊達政宗であった。
見どころ
戦国送球シリーズ恒例のハンドボールシーンが熱い
この記事を書いている筆者は全ての戦国送球シリーズを観ているのですが、全てに共通して推したいポイントが舞台上で繰り広げられる臨場感あふれるハンドボールシーンです。
戦国送球シリーズの記事を書かせていただくたびに書いているので「もう耳にタコができるほど聞いたわ」という人もいるかもしれませんが、何度でも解説します！
▶︎ 戦国送球シリーズを既に観ている人はスキップ
シアターサンモールのサイトより引用
舞台って基本的に長方形なんですが、舞台と客席の仕様上、長方形の内の一方向からしか見れないようになっているんですよね。
その中でハンドボールの試合を見せるって「平面的にしか見せられないんじゃないの？」って思います。
正直、私はそう思っていました。でも戦国送球シリーズは違うんです。
側面からの視点、ゴールキーパー側からの視点と縦横切り替わる展開で、迫力ある演出になっているんですよね。
舞台から客席にボールが飛んでくるような構図で展開される試合は本当に面白いので、ぜひ体感してほしいポイントです。
ちなみにハンドボール経験がなくても楽しめますよ！
ヤンキーたちが物語をさらに熱くする
公園で遭遇したりと、これまでもヤンキーたちが絡むシーンは少しあったのですが、『戦国送球外伝』では本格的にヤンキーたちが登場します。
戦国時代 × ハンドボールという斬新な掛け合わせで、これまでもスポ根系エンターテイメントとして、胸が熱くなる展開が繰り広げられていたのですが、ヤンキーというスパイスが加わることで、さらにその熱さが増していました。
ヤンキー × スポーツというと「スラムダンク」や「ルーキーズ」が有名ですが、こういった作品を観たことある人なら、その熱さが想像できると思います。
いろんな考えを持つヤンキーがいる中で、ヤンキーならではの展開も含まれていたりと、とにかく今までの戦国送球シリーズとは違った楽しさも感じました。
登場人物たちの深い繋がりが紐解かれていくにつれどんどん引き込まれる
どんな物語でも登場人物の繋がりはあるものですが、今作ではその繋がりが少し変わった形で表現されています。
ミステリーの謎が解けていく感覚とはまた少し違うのですが、物語が進むにつれて「そういうことだったのね！」という感覚共に、いろんな部分が少しずつ繋がっていくんですよね。
これまでの戦国送球シリーズを観てきた人も、そうでない人も楽しめる要素になっているので、この点も必見です！
人物相関図
キャラクター紹介
真田勝利
前田隆太朗
本作の主人公。タイムスリップをしてきた真田信之。
関ヶ原の戦いの最中に西暦2022年の 関ヶ原高校へとタイムスリップをするが、今度は西暦2000年の東北「出羽ノ国高校」へと入部。 ヤンキー達の抗争をハンドボールで納めることとなる。
早乙女いちか
日永麗
本作のヒロイン。
幼い頃から英才教育を受け、中学までは進学校に通い勉強漬けの毎日であったが、ヤンキーに憧れ親の反対を振り切り家を飛び出す。幼馴染のトップヤンキー海斗がいる超不良校出羽ノ国高校へと入学する。
鮫島海斗
加藤光大
出羽ノ国高校3年、ヤンキー達を束ねる総長。
諸事情により中々動く事が出来なくなり、出羽校に危機感を覚えていた頃に勝利と出会う。
勝利に出羽国の総長を託してっぺんを目指す。
栗国司
大橋篤
出羽ノ国高校ハンド部3年。海斗の右腕として出羽校を支える。
ドレッドヘアーが特徴的。人一倍情に厚く筋を通す。
小森久義
東拓海
出羽ノ国高校ハンド部2年。インテリヤンキーの走り。
自称ガリレオの計算式を取り入れあらゆる喧嘩も計算通りの動きで勝利する、予定。
誉元気
福井大輔
出羽ノ国高校ハンド部2年。その名の通り元気一杯のムードメーカー。めちゃくちゃ馬鹿。
八海トオル
森田力斗
出羽ノ国高校ハンド部1年。筋トレ大好き通称ゴリラ。爪切太一と親友であり常に気にかけている。
爪切太一
きたつとむ
出羽ノ国高校ハンド部1年。爪切りしすぎていつも深爪が痛そうで可哀想。トオルとは親友である。
森山くん
桑田裕介
出羽ノ国高校ハンド部？年。本名は全く違うのになぜか森山くんと呼ばれている。
天宮さえり
片瀬成美
出羽ノ国高校1年ハンド部マネージャー。いちかの親友。いちかと共に出羽高ハンド部を支える。
伊達魔佐夢
高田舟
タイムスリップをしてきた伊達政宗。
勝利と同じくハンドボールで天下統一を成し遂げる為、米沢第三高校のヤンキー達を従え出羽ノ国高校に立ちはだかる。
古郡仁義
湯本健一
米沢第三高校3年、ヤンキー達を束ねる総長。
海斗とは因縁の中であり、山形のてっぺんを取るために手段を選ばない。ハンドボールの元中学選抜でもある。
竜ヶ崎拳太
河合健太郎
米沢第三高校ハンド部3年。仁義の右腕。喧嘩がかなり強く、No.2として米沢第三をまとめている。
パウエル
清水田龍
米沢第三高校ハンド部1年。古郡仁義のスカウトにより米沢第三高校にやってきた助っ人外人ヤンキー。
外国人さながらのパワーで圧倒する。
ジェイソン
渡邉響
米沢第三高校ハンド部1年。あの13日の金曜日のジェイソンに憧れているが、ジェイソンステイサムの事と勘違いされてしまいがち。
本郷俊彦
藤林泰也
米沢第三高校ハンド部2年。本郷兄弟と名乗り俊彦と共に地元の中学を絞めていたが、米沢第三では全く勝てずに古郡の下に着く。
本郷俊也
三橋かおる
米沢第三高校ハンド部2年。俊也と共に本郷兄弟と名乗り2人で行動する。
長嶋茂雄
花塚廉太郎
米沢第三高校ハンド部2年。ミスタージャイアンツ長嶋茂雄と同じ名前であることにコンプレックスを抱いている。
口癖は「巨人軍は永久に不滅です!」
桃園あゆな
石原美沙紀
米沢第三高校2年ハンド部マネージャー。常に刺激を求め、ヤンキー達の抗争を裏で牛耳り操作する。
月野るり
白河みずな
米沢第三高校2年ハンド部マネージャー。気が弱くいつもあゆなの後ろに隠れている。
鉄拳苺子
樹くるみ
出羽ノ国高校出身のカリスマヤンキー。かつては山形中を締めていたと噂されている。
りりー
有沢澪風
出羽ノ国高校のギャル。パラパラが大好きでキレッキレのパラパラを披露する。
まいちー
優莉奈
出羽ノ国高校のギャル。流行語を取り入れるのが好きで過去20年の流行語を網羅している。
ぺぺ
大澤萌々
出羽ノ国高校のギャル。りりーとまいちーのテンションにいっつも合わせてる。
魔苦怒奈流怒（マクドナルド）
龍人 ／ 広瀬彩海 ／ 縣豪紀
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全不良の憧れ、伝説のヤンキー「魔苦怒奈流怒」
真のヤンキーにならないと乗れない透明のバイク"魔苦怒奈流怒1号"を乗り回す。
最後に
今回は『戦国送球外伝』の見どころをキャラクター紹介と共に解説しました。
新作のたびにパワーアップする戦国送球シリーズ。改めて他の戦国送球シリーズも見たくなっちゃいます。
こちらからチケットの予約を行えるので、ぜひ予約して見に行って見てください！
