伊藤忠元社員を逮捕 FX取引に7億円流用の疑い
2014/7/6 10:34 日本経済新聞Web

 伊藤忠商事から関連会社に出向中に資金数億円を着服した疑いが強まったとして、警視庁捜査2課は6日、伊藤忠元社員の30代の男を業務上横領容疑で逮捕した。伊藤忠は3月、約7億円を私的な外国為替証拠金(FX)取引に流用したとして元社員を懲戒解雇し、捜査2課に同容疑で告発していた。

 捜査関係者などによると、元社員はニュージーランドにある関連会社で植林事業のSPFL社に出向していた2012年5月~14年2月、同社の銀行口座から自分の口座に100回以上にわたり送金し、約7億円を着服したとして告発されていた。

 伊藤忠などによると、元社員は2010年8月から今年2月までSPFL社で、経理や営業、総務などを一手に担当していた。請求書を偽造するなどして、自身が勤務する別の関連会社との商取引に装い、送金を繰り返していたとみられている。

 社内監査が迫った今年2月、元社員が自ら不正を申告。会社の調査に対し「自己資金でやっていたFXに損失が出て、穴埋めをするために会社の資金を使った」と説明したという。
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海外開発生産の場合、現地法人に送られた商社の社員は何をしているか知っていますか??

世間の方はあまり知らないと思いますけど、
中国の生産工場を探索するときに、日本の企業名の看板に物を言わせ、

年間20億円の取引したいか?あなたの向上とほぼ互角の工場が、他に3つほどあるんだけど融通効かせるから、この銀行口座にマージン3%ずつ入金してくれる?

こういって、自分の銀行通帳を相手の工場に預けるのです。

で、せっせと日本からのオーダーを工場で生産しているとチャリンチャリンとその口座に振り込まれる。
この金で現地で不設楽な生活を送ったり、投資をしたり、ドルに換金して現金で日本に持込む。
東南アジアに自分の子供が何人も居る人も多くいるだろう。

賄賂は別に中国企業だけが行っていることではないのです。現地法人に派遣された日本人がくすねているのです。
これって政府のODA援助資金も一旦物に変えて、日本に逆輸入し、ロンダリングされているという噂も後を絶たない。

もうね、堕落した民族に成り下がってますよね、今の日本人。(笑)