あべのハルカス、百貨店に早くも黄色信号?苦戦で社長更迭、「ただの通過点」の懸念も

 日本一の超高層ビル「あべのハルカス」(大阪市阿倍野区)が全面開業して約3カ月が経過した。
近畿日本鉄道(以下、近鉄)が運営するあべのハルカスには、全面開業した3月7日から5月31日までの間で約1124万人が訪れた。
年間来場者数4740万人という目標を1%程度上回る1日平均13万人の人出となり、まずまずの結果となった。
 
しかし、全面開業から3月31日までの25日間の来場者が1日当たり14万人強を集めていた当初の勢いは鈍化してきている。1000万人の達成は76日目で、東京スカイツリータウン(59日目)を下回るペースだった。
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梅田の北ヤード商業開発で、北摂と神戸方面からの人間は足を運ばない。
近鉄、南海沿線の経済だけ。もともと予想はついた。
何とかと煙は高いところに登ると昔から揶揄するのが関西の文化。

東京の場合は、旅行で訪れる人間は海外旅行客を含めディズニーの影響もあり、比べ物にならない。

USJが外国人や日本全国での旅行客を集客でき、アクセスは湾岸道を使い、宿泊地を難波当たりに設定できればチリツモの集客で累計数万人レベルで変化するだろう。

そう言った総合的な集客モデルを、東京の場合のデータを読み解き分析していない。
何とも関西っぽい。

関西の企業はデータを読み解くのが、本当に下手くそだ。と言うか文化に合わないのだろう。
施策も従来の施策になりがちだ。
箱を作れば良いと思っている。(笑)

社会構造が変化しているということを肌で感じるセンサーを持ち合わせていれば、新たな施策を考えつくのだろうが、感性が伴わないのだろうね。

ハルカスだけの集客ではなく、USJや他の関西を含むトータル集客で外国人旅行客を集客すれば、激変するはずだ。
格好をつけるのではなく、外国人買い物目当てのブランド購入が安価でできるブランド市場を設置してアピールするだとか、企画力が必要だ。