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そもそもヨーロッパではマニュアル車は未だに多い。アルファ、シトロエン、ルノーやプジョーなどはマニュアル車から売れていく。
それをトヨタ86からマニュアル車というのは素人記事も甚だしい。
マニュアル車に乗るのは「格好良い」だと?
マニュアル車に乗っている人たちは格好が良いとは全く思ってない。むしろ昨今のセミオートマの方がスタートダッシュは早いし、燃費も良い。
何故、マニュアル車に乗っているかというと簡単なこと。
■欧州車のマニュアルがすぐに壊れるから。ラテン車のオートマティックなんてトラブルのもと。それこそ車知らずの素人しか乗りません。つまり選択肢はマニュアルしかなくなるわけ。
■格好よりも的確な操作。オートマティックは最近進化したが、微妙なニュアンスは汲みとってくれない。そのために自分の意志とは違って、加速減速する。この機械に頼りすぎる人生を否定している。自分の意志で動かすことを尊重したいからであって格好良いとは思ってない
■車が走行している情報が足や手から伝わってくることの安心感。シフトレバーから、クラッチペダルなどから微妙な路面情報や機械の調子の振動や音が伝わってくる。人間の感覚はすごいものがある。
■オートマティックのイージーさに帰って集中力を失う。渋滞の時、クラッチがしんどいというけれど、それぐらいの足の運動は必要だし、オートマと静粛性のお陰で催眠に入ってしまうのを避けたい。
格好で乗るのは、ただの一過性に過ぎず、かえって事故の元。
もしこの記事が潮流としてあるなら、MTに対する考え方も、団塊の世代らしい発想だわ。(何でも流行りかよ!哲学がなく尻軽な人生だわ。ほんと呆れる)