米、ウナギ輸出入規制を検討 国際取引「保護が必要」
朝日新聞デジタル 記事2012年7月17日03時00分

ウナギの主な輸入元不漁などによる値上がりが続くウナギについて、米国が野生生物の保護を目的としたワシントン条約による国際取引の規制を検討している。
米国などに生息するアメリカウナギに加え、日本や中国などで食べられるニホンウナギも対象に含まれる。実現すれば、消費量の多くを輸入に頼る日本市場への影響が大きい。
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ワシントン条約では商用を目的とした輸出入の禁止がメイン。
学術目的ならば、取引を行う両国間で取決めればOK。

養殖研究のための稚魚ならOKだ。

しかし、私が幼い頃に父の仕事関係の方が、九州や東京から出張で来阪されることが多かった。
手土産は、「ひよこ饅頭」や「雷おこし」「草加せんべい」などだ。

朝起きると、テーブルの上に菓子が置いてあったものだ。
これが偶に食べるので美味しい。

非日常的な食べ物として嬉しかった。

それが昨今、百貨店が名産をデパ地下に置く。どこでも土産が販売されている。
神戸の洋菓子も全国どこでも手に入る。

利便性と贅沢が、名産や土産の価値を落としてしまった。

鰻を食いたけりゃ浜松に新幹線に乗って、駅前で鰻茶を食べる。
メロンを食いたけりゃあ夕張に行く
馬刺しを食べたけりゃあ熊本や木曽に行く。

地方にお金をおとし、ありがたみを感じていただく。

やはりこれでなければ、ダメだと思う。

鰻はここ2年ぐらい食べていない。
だけど鰻が食いたけりゃあ、浜松駅北の八百徳本店で食べたい。

本当の美味しさは非日常があってこそだ。

利便性と合理性は、本来は贅沢ではなく、堕落だ。