イトーヨーカ堂 3年以内に1割の店舗を閉鎖 来年2月の土浦店皮切りに
2012.7.15 13:13 MSN産経ニュース

 
流通大手のセブン&アイ・ホールディングスが、傘下に置くイトーヨーカ堂全173店の約1割にあたる約15店舗を3年以内に閉鎖する検討に入ったことが15日、分かった。営業赤字が3年以上続く地方の中小型店舗を中心に閉鎖し、収益改善を急ぐ。

地方では郊外の大型ショッピングセンターに顧客が流出するなど競争が激化。来年2月に予定しているJR土浦駅前の「イトーヨーカドー土浦店」(茨城県土浦市)の閉鎖を皮切りに、収益が落ち込んでいる不採算店舗の処理を進める。

平成21年8月中間決算で昭和47年の上場以来初の営業赤字となった際、平成25年2月までに約30店の閉鎖する方針を示しており、今回の閉鎖はその一環として実施するとみられる。
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ね、言ったとおりでしょ?

地元商店街は大型店舗やGMSに負け、シャッターを下ろす。
駅前ゴーストタウンとなり、
その挙句は、採算が取れないからって、撤退。

まるでイナゴだ。

しかし、GMSって決して安くない。
しかも、画一的な品揃えで本来のニーズには答えられない。

そして、大型スーパーやGMSが去った後は、どうなるのだろうか。

さらにゴーストタウン化しないのだろうか。

その辺りの考え方を大企業は指し示す必要がある。
地域に当該店舗しかないのに、撤退するという考え方はないのだろうか。

株主は単なる利益だけではなく、小売業の村立意義そのものを問うような高度な株主で有って欲しい。

ホリエモンにはありえない考え方だ。(笑)

イオンも同じ状態になるだろう。
中国戦略が失敗すると、日本の店舗も収益という論理で煽りを受ける。
キャッシュフローを捻出するのに日本国内の店舗も同じ条件にさらされるからだ。

ネットで何でも手に入る時代。
地産地消の生鮮品以外は、大型店舗の意味はあまりない。

今後のまちづくりの結果が見ものだ。