「女性は育休取らずに会社辞めて」 調査結果に波紋広がる
2012/6/ 8 18:00 J-CAST NEWS


「妊娠した女性は、育児休業を取らずに退職して欲しい」と考えている企業が25%にのぼるとした調査結果に、波紋が広がっている。求人広告のアイデムが、正社員が6人以上いる1439社からインターネットを通じて回答を得たものだ。

男性正社員の育休取得を「容認できない」とした企業も16%あった。急速に進む高齢化が社会不安を高めている中で、働きながら出産や子育てを行う女性や、それを支えようとする夫を疎んじる会社があるのが実態のようだ。

ムカつく独身OL「育休取った同僚のせいで婚期遅れた」
「子どもできたの?信じらんない!」がホンネのうちは少子化を解決できないネットにはこの結果に対し、実際にはもっと多くの企業が育休取得を快く思っていないはずだ、という書き込みが見られる。

「『本音』を言ったのが25%のみ、という調査結果」
「むしろ正直な企業が25%しかないってことだろう」
育休取得を冷ややかに見ているのは、人の穴埋めに苦心する経営者や管理職だけではない。交代要員が配置されない場合、職場では仕事量が増えてフラストレーションが高まる。連続して子どもを産むと、産休、育休で何年も姿を見ないこともある。

ネットメディア「ガウ!マガジン」は、「『育児休暇を取らないで』が25%!子持ち同僚にムカつく事4選」という記事を掲載し、職場に残る独身OLの苛立ちを紹介している。

まっさきにあがっているのは、「婚期が遅れるのも“育児休暇”のせい」という声だ。同僚が自分より先に結婚・出産したために仕事が激増し、出会いが遠のいて婚期が遅れてしまったと嘆く31歳女性(保険会社勤務)の声を紹介している。
------------
大きい会社ほどそのような心理でしょ。
「君の代わりはいくらでもいるんだよ!しかも年齢若くて給与が低い!」

業務標準化とかシステム化とはそういうこと。この20年間、企業はシステム化を促進してきた。
人は本来居なくても稼働するはず。

中小企業はそういう訳じゃない。
人が抜けると大変だ。
だから、中小企業のほうが女性を大事にする。

弊社なんて、在宅勤務できるような設備を充実させてきた。
通勤という往復2時間の時間ロス、電鉄会社に支払う全く誰も特をしない交通費、痴漢、強盗、スリ、暴行などのリスク軽減。
これらのロスが最も減らせるロスだと考えてきた。

結婚し、出産しても自宅で仕事が出来る!
これが本来必要な姿であり、そうなれば人間の判断、感性、意思決定という人間本来がやらなければならない部分での社員の重要性が理解できる。

大手の会社は、これは無理。電鉄会社との建前の付き合いもあり、在宅勤務などを推し進められないし、大枚はたいて都心にバベルの塔を作ったからねえ。
空室じゃ格好悪いし。

もうお気づきだと思うが、大きなビルを都心に立ててしまった企業ほど、在宅勤務や人の重要性を解っていない。

すべて一言では片付けられないが、中小企業は、ムダ毛の手入れをする腰抜けのバカ男社員より、一日ぐらい風呂に入らなくてもバリバリ仕事をしてくれる女性が良い。

そういった先進的で大人の中小企業が多く育ってくれれば少しは良くなると思う。