106億円、ティッシュ35億箱分の利益
2011年11月23日08時47分  読売新聞WEB

 日本製紙連合会によると、企業や家庭の紙の使用量は長引く不景気で減少している。
昨年の業界全体の紙の生産量は約2700万トンで、ピーク時の2000年より約15%減った。

 ある製紙会社の営業担当者は「バブル崩壊以降、特に家庭用製品は各社で値下げ合戦が続き、利益を上げるのが非常に厳しい」と明かす。箱ティッシュやトイレットペーパーの利益率は良くても3%程度という。

 井川容疑者が不正流用したとされる約106億円。利益率が3%だった場合、単純に計算しても、1箱100円のティッシュであれば、35億箱以上売らなければならない。この営業担当者は「気が遠くなる数字だ」と話した。
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まあ、3年もあれば。

3年の根拠は、
■どの家庭にもティッシュが3箱以上使われているだろう。つまり一人一箱換算だ。
■これが約2週間で無くなる。
■35箱というと約60週になる。1年52週だから実質1年強でこの需要量は消化
■これを3社でシェアしていると考えると1社当たり約3年

気が遠くなるか?日本はティッシュを一番良く使う国民らしい。

紙業界の使用料が減っているのは、雑誌の部数減、商業印刷のデジタルメディアへのシフトによる減、大量に使用していた通販カタログの部数と種類の統廃合による減という、まあ商業印刷部門が減少しているだけで、ティッシュの需要は減っていないと言える。

勝手な紛らわしい記事を書かずに根拠を書かないと、ナベツネレベルと同じだぜ。
こんな定性的な曖昧な記事を書いて紙面を埋めているのか?
定量的な頭脳を持った記者をアサインしなければ購読者は減り続けるだろうね。

まあ、三面記事の読売だから、昔からスキャンダル掴んで、それで企業や企業上層部等に脅し騙しで、引換に広告出稿させてきたんだろう。
所謂ブンヤの典型。
財界に顔が利くとか、政界に顔が利くというのはこんな理由。何も偉くないから。
ま、のし上がるわな、変なが。