「下位5%」評価2回で退職勧奨 サイバー藤田晋社長のミスマッチ制度2011/10/14 18:59 J-CAST NEWS

 サイバーエージェントの藤田晋社長(38)が打ち出した新人事制度がネット上で話題となっている。
人事評価で「下位5%」に2回なると「部署異動または退職勧奨を選択してもらう」というものだ。
 ネット上では、「会社に緊張感を根付かせるもので凄い」と肯定的に評価する声や、「単なるリストラでは?」といった疑問の声も出ている。
「外資系でも似たような制度がある」という指摘もあった。

「価値観、文化の合わない」も評価対象
  多数の芸能人ブログで知られるネットサービス「Ameba(アメーバ)」などを運用するサイバーエージェントの藤田社長は2011年10月12日、自身のブログで新人事制度について紹介した。
社員総会で発表した内容だそうだ。

 新制度は、「退職金とミスマッチ制度」。うち、話題となっているミスマッチ制度とは、
(1)下位5%をD評価とする、
(2)D評価2回目で部署異動または退職勧奨
のいずれかを選択してもらう、というものだ。
 「仕事のパフォーマンス」だけでなく、「価値観、文化の合わない」ということも評価対象となるようだ。
 同制度を社員総会で発表したとき、「和やかだった」雰囲気が、一瞬で張り詰めた空気に変わったとも報告している。
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アホとしか思えませんわ。
さすがきちんとした企業マネジメント未経験だから、こんなアホな人事を施行するものだと。

先ず、
①評価なんて絶対評価はなく、相対評価でしか不可能であるということ。
つまり、皆が頑張っても必ず下5%は出現する。つまりは生き残りゲームだ。
誰が考えてもわかる。こんなアホなこと。
気に入らない奴を首切りしたいだけ。(笑)

②誰が誰を評価するのか?
きちんとした考課者訓練を受けた人間ばかりとは思えませんよ。社員も元社員も多く知ってますけど。公正な考課ができるとは思えませんが。
アホか!

③評価が定性的であるということ。
価値観って何?明確な数値目標と行動規範があれば、価値観なんて必要ないでしょ。
価値観ということは宗教も排除ね?じゃあ、自分の宗教や信じることを自身のブログで公表してから言え。
そりゃ、麻薬やっている社員なんて価値感以前の問題ですから、評価外でしょ。
もっぱら、入社させる前に価値観ぐらい査定しとけよ!ボケ
顔ばかりで採用してたからだろ?(もっぱらの噂)
小さなベンチャー企業は理念と価値観だけで集まるものだろうがよ、そもそも。
おのれのことをジョブスと勘違いしとるんじゃないか?
これね、上場企業の人事じゃないから。

特に
ネット上で、「会社に緊張感を根付かせるもので凄い」
と発言した奴が最もアホの代表でしょ。
何も経営やマネジメントがわかってない。
ドラッカーや伊藤邦雄教授の本でももっと読みたまえよ!
ただ社員への脅しやパフォーマンスだけなら随分効果はあるだろうけど。(笑)

これはね、昔にクロネコヤマトが小口配送だけにリソースを集約する!
と不採算部門であったリソースに集中するという半ば自殺行為のようにぶち上げて、社員を驚かせた「戦略的飛び降り」(一橋大学伊藤邦雄教授)とは全く違う別物。
同じ社員を驚かせても、これならば今成功しているクロネコヤマトを見ればわかるだろう。

しかし、全く形式が違う。会社の未来の姿も理念も公表せずに、単に価値観だけで評価とはねえ。

本当に証券会社はITバブルに乗じて、お調子者のボケ社長に厚化粧して水揚げさせたから、こんなことになるんよ。
まあ、証券会社とインキュベーション企業が悪いな、これ諸悪の根源。