J-CAST NEWSに
「ソーシャルメディア離れ」の始まり 個人情報漏れ不安、「内容つまらない」
2011/8/17 18:46
という記事が出ていた。
その行の中で、
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日本では近年の「FBブーム」で、個人だけでなく、営業戦略として公式ページを開設する企業も増えてきた。だが、始めたはいいが課題も浮き彫りになっている。NTTレゾナントとループス・コミュニケーションズが7月28日に発表した調査結果を見ると、ソーシャルメディアを活用するも「営業上の効果が見えない」と悩む企業や、コンテンツ制作面で「投稿のネタがない」という基本的な問題も発生しているという。
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そりゃあ、そんな簡単に営業効果測定が出来る筈がない。

きちんとした営業効果測定をしているのなら、
最も減らすべきはTV-CMであることがすくわかるじゃないか。(笑)

TV-CMの場合は営業効果が出るというよりも、宣伝投下量で棚割が決まるから、営業効果が出ると錯覚しているだけだ。

SNSなどは、おそらく(私は使っていないので真の意味ではわからない)、
顧客の囲い込み!なんてまるで牧場みたいな言葉で
顧客を割引販促やポイント五倍でズブ漬けにしてきた間違ったCRM
とは違い、

①真なる自社商品の独自性、他社との違い
②価格についての説明責任(少し高くなる理由は・・とか)
③開発ストーリーや苦労話

など15秒TVスポットや店頭POPなどで説明しきれない裏話を明確に説明し、
ファン層たるイノベーターを醸成し、クチコミで広げていくものだ。

単に5倍ポイントや激安販促のように集客や売り上げ効果が高まるようなものではない。
きっと開発ストーリーもなく、他社で売れているから自社でもやってみた商品ばかりが、棚に並んでいるからだろう。

チェリーピッカーやチャーンばかりを相手にしてきた企業が、
流行りとばかりにFBやツイッターで発信する情報なんて「安い」以外に何も無いだろう。(笑)

何でも飛びついてすぐに音を上げる。
そんなバカなマーケターを一体誰が醸成したのか?
D通か?(笑)