行動ターゲティングの手法で、WEBサイトに表示される記事が、よく追いかけてくることがある。


私は自分の趣味でフランス車のサイトをよく見る。

Googleでも検索を良くするために検索ログが残っている。

もしくはお気に入りにフランス車メーカーの公式サイトが登録されているのか・・。


まあ、仕事柄、こんな記事が追いかけてくると、すぐに

行動ターゲティングで追随してくるなあ!と分かってしまう。


分かった瞬間、実は興味が失せるのだ。

その上、私の何を監視しているのだろうか?と勘ぐってしまい、

「うざいなあ!」ここまで追いかけてくると。

と、思ってしまうんで。


実は、私があるEC企業の取締役だった頃、「行動ターゲティング」で知識ベースが溜まり、3ヶ月目当たりから、画期的にCPOが下がる、(1200円だったものが400円まで)経験をしている。


だからIT技術というのは認めるんだけど、裏がバレちゃあ心理的にマイナスだ。


たとえば、


マーケティングをもっと判りやすく。そしてデータマイニングの技術を駆使し見える化する。

ニュー速に表示された楽天の広告のこの中古プリンター。

昨日、ネット検索し価格を調べていたのだ。


ちなみに左に表示されている何やら艶めかしい書籍は、私向けにリコメンデーションが発効されているのではありませんよ。もとからずっと表示されています。しかも女性向けの書籍らしいし。(笑)


で、ここまで来ると当て嵌り度が高すぎて、気持が悪いのだ。

まるで監視されているようだ。


その上、Googleともあろうものが、


マーケティングをもっと判りやすく。そしてデータマイニングの技術を駆使し見える化する。

私の神聖なるG-mailマイページのヘッド広告スペースになんと!


堀江貴文氏の有料メルマガ-モバイル配信スタート!『ブログでは言えない話』はコチラ」

と表示されるのだ!


私の神聖なるマイページを彼の名前で汚さないで欲しい!


現代のIT技術は、精度が高くなれば高くなるほど、


◆技術に溺れすぎ

◆隙が無さ過ぎで機械的

◆IT関連従事者のマーケティングや購買心理知らなさ過ぎのマスターベーション

◆単に精度が高ければ良いと思っている

◆リコメンデーションがバレバレで(笑)


というふうに思えてきてシラケてしまうのだ。


現代の若者はこんな稚拙なルール表示でいとも簡単に引っかかり、

モノを買うのだろう。

携帯の画面で物をかちゃうから・・。


しかし、老獪で頑固でITがそこそこわかる私の年代、古いのも嫌いだし、新しいマスターベーションIT技術も嫌いだし。

ほどほどに人間的な技術がなければ、心が動かない。


さらに進歩すれば可能かもしれないが、


愛する人に「これお薦めだよ」と生で言われることが最も購買の契機となるんですわ。