東日本大震災:警戒区域「人も家畜もすめないところ」 農水省職員、説明会で発言
毎日新聞 2011年6月4日
◇住民抗議「夢を壊すな」
福島県郡山市の避難所となっているイベント会場「ビッグパレットふくしま」で2日、同県富岡町の家畜処分の説明会が開かれ、農林水産省の男性職員が福島第1原発から半径20キロの警戒区域を「現状では人も家畜もすめないようなところ」と発言、参加者から抗議を受けていた。同省職員はその場で謝罪した。
農水省などによると、説明会には同町の畜産農家約50人が出席。職員の発言は、家畜の処分方法や補償内容を説明後、質疑応答であった。参加者から「(区域内で)家畜の世話ができないか」などの意見が出たのに対し「20キロ圏内での世話は人の健康を考えると非常に困難。現状では人も家畜もすめないところ」と発言したという。
その後、参加者の男性から「帰ることを前提としているのに、否定的で夢を壊すようなことを言わないでほしい」との抗議を受けた。男性職員は「言葉が不適切で申し訳ありません」と謝罪したという。
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放射能というのは、虫歯や癌と同じで、潜在化しているときの人の対応は極めて甘いのかもしれません。
どのように浄化していくのか?の手法とセットにしないと、
現状はこうだ!でも将来はわからないから、勝手にしてください。
これでは人は説得できない。
現実このまま居続ければ、どうなるのか?をやはり説得するしかないのではないか。
ただ、移住するには政府と行政の対応が絶対的であるが、
政府は何をやってんだか・・・。
ドラッカーではないが、
①まず、目標を明示する⇒2年後、また住めるようにしよう!
②その為には現状課題の確認⇒移住していただき、土壌を一斉に改善しなければ
③その他⇒当面、一ヶ月に一度の帰宅
④補助費用は⇒現在調整しており、来月には方向性明示。但し菅が馬鹿な事をしているとずれます。
⑤5年後には緑豊かで、低エネルギーの街にしよう
これがなければ、無理。