福島1~3号機核燃料、保安院「溶融」と初見解
2011年4月18日20時48分 読売新聞
経済産業省原子力安全・保安院の西山英彦審議官は18日の記者会見で、1~3号機の核燃料が「溶融していると思われる」と述べ、内閣府の原子力安全委員会に報告したことを明らかにした。
保安院はこれまで、核燃料の損傷が3%以上としてきたが、「溶融」との見解を出したのは初めて。
損傷とは、燃料を覆う金属製の管が壊れた状態で核燃料が一部露出している場合もあるが、燃料の形は崩れていない。溶融は核燃料が高温で溶け、形をとどめない状態のことを指す。
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実は、「溶融」なんてことは、ずっと前から分かっていたことではないの?
ストロンチウム、プルトニウムが検出されるということは、
①どういう事なのか?
②どういった可能性が考えられるのか?
これ、すぐわかるでしょう。今更。
人々が関心あることで重要なのは、
◆「溶融」はメルトダウン「融解」「溶解」とどう違うのか?東大をお出になった人達は
無駄な言葉遊びが好きだから。
◆そして溶融しながら熱を何かで吸収できないと「再臨界」するのか、しないのか
◆そうなれば住民はどうすればよいのか
◆再臨界が発生した場合、風向きに拠るが半径どの距離が避難しなければならないのか
であって、その前で何で情報を止めるんだろう。
その理由は発信する側が余程、
①IQが低いか(その先のことを国民が求めているということを理解できない)
②国民馬鹿にしているか(どうせ言っても国民馬鹿だからわからんだろう、フフフ・・)
③恐ろしいシナリオを隠しているか
で、こうやって小出しにするから、人々の関心が消費に向かない。
だから、マーケティングどころではない、というのが本音です。
漫才と同じで、「平和なときでないと消費者の心に刺さらない」
やっても無駄、という気がする。
風が吹いたら桶屋が儲かる。
儲かる話なら喜びますが、
風が吹いたら消費が落ちる。
とういう昨今、マーケティングという正常な時代のセオリーは、
通用しませんね。
トホホ。