東電、電気使用抑制を要請 300万キロワット供給不足も
2011/3/12 7:55 日本経済新聞WEB刊
東京電力は12日朝、同日の電力需給の予測を発表した。同社の供給区域について、想定需要は電力利用が多い午後6時から午後7時まで3800万キロワット。それに対し、供給力は3500万キロワットで、300万キロワット不足する恐れがある。供給力を上回る需要を想定することは過去の災害でも例がないもようで、極めて異例。
東電は他電力からの受電などで供給力を確保しようとしているが、原子力発電所の相次ぐ停止などで供給力不足に陥ることは必至。約700の大口顧客に電気使用の抑制を要請しているが、一段の電力使用の抑制策が必要になっている。
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システムも家電もすべて電気だ。
電力がストップすると無力だ。
中部電力、関西電力など地域別の電力供給がまずスマートグリッド化しないと、
小さなエリアでのスマーグリッドなんて役に立たない。
携帯も電話もすべてストップであり、ライフラインが確保されているとは
とても思えない。
プロパンやカセットコンロ。
阪神大震災の時、これが最も役に立った。
水、食料、ペーパー、電池、そしてカセットコンロの支援供給が今もっとも重要。
自然の猛威は人間はなすすべもないことを改めて思い知らされるが、
日頃のマーケティング重視のプロパガンダも大嘘であることがこれで理解できる。
阪神大震災のトラウマがあるので、ものすごく胸騒ぎがする。
当時、1週間ぐらいはアドレナリンが出ていたのだろうか、
日頃の倍以上の動きをしたが、落ち着いてくると逆に非常に不安になってくる。
どのように支援できるか考え中だが、本当に為す術もない。
応援しているので頑張ってください、としか言い様がない。
なんと無力なのか・・・。