本当に拘りがあるのか?と思ってしまうことが多い。

この“拘り"なるもの、実はアイデンティティに繋がる。


■バイクはイージースクーター。自転車感覚。こけると確実に死。昔みたいに革で身を包むことが億劫らしい。


■先般あった受験カンニングが携帯でのサイト投稿。帰ってくる答えも翻訳ロボットで謎の中国人がしゃべる日本語のようなもの。(銀魂の神楽)やることも教える方もイージー


■社内システムをクラウドに。要は他社が使うものに乗っかっていく。社内でシステムや業務プロセスを真剣に検討しない。イージーなシステムにイージーな意思決定。要は安けりゃ良いらしい。安物買いの銭失い。


■トヨタの“カイゼン"、“カンバン"“見える化"というものは、すべて社員啓蒙。汚い工場が何故行けないのか?も重要だが、汚い工場はいけないことだ、という価値の啓蒙から始まる。技術やノウハウの話ではない。家訓のような啓蒙指針だ。派遣を安易に採用し、啓蒙なんて出来ない。イージーな人事にイージーなモノづくり。これが昨今のリコールを生む。


■素人がTVに出ると一流スター。スターが小説を書くとすぐに受賞。プロがプロの仕事をしなくなるのがWEB2.0流。携帯小説なんて普通こだわりがあるとまともな出版社はリリースさせないでしょ。


■就職活動もネットでエントリーで、試験も外注。スマートフォンを授業中に操作しなければ、エントリーのチャンスにアクセス出来ないらしい。何とも短時間で大量に学生を集め、大量にふるい落とす。つまり広く浅く均質化の人事採用。これって人事や役員に人を見抜く力がないためだ。何ともイージー


■電子レンジで魚が焼ける紙、全自動家事家電にクックパッド。安易に家事が簡単にこなせるようになったののと引換に肉食化に美魔女にアラフォー。内面磨かず外面で勝負。男は皆、見抜いてる。特に冷静な若者。反面教師に母を見て育ったのでは?それが草食系の最たる理由。


■アクセルとブレーキだけ。他は車が全部制御。イージーな感覚だから、一度限界を超えると事故も激しい。安全性が高くなり、24時間以内に亡くなる人が少なくなったための統計に騙される。


まあ、ここまでイージーなことが基礎にあれば、アイデンティティをなくし退廃的になる。その結果自殺者が増加。物事にこだわるところから、文化や哲学が伝承される。

人の言う事を信じる前に、“どんな人が言っているのか?"を見極めるべき。

それがネット時代の情報と人の付き合い方。