2月新車登録 トヨタ21.3%減、ホンダ16.1%減
全体は14.3%減の25万台 6カ月連続マイナス

2011/3/1 14:53 日本経済新聞web刊


日本自動車販売協会連合会(自販連)が1日発表した2月の国内新車販売台数(軽自動車を除く登録車、速報)は前年同月比14.3%減の25万2634台だった。

前年実績を下回るのは6カ月連続。


エコカー補助金が昨年9月上旬に打ち切りとなった反動が引き続き出た。

減少率は昨年11月(30.7%減)をピークに縮小傾向が続いているが、自販連は「自動車販売が底を打ったと断言するのはまだ早い」とみている。

 

車種別では乗用車が16.2%減の22万6691台となった。うち普通乗用車が18.4%減の10万7345台、小型乗用車は14.0%減の11万9346台だった。「全体の乗用車販売は依然として2ケタ減少が続いており、本格的な回復はみられない」(自販連)という。商用車は普通トラックが10.7%増の8342台だった。

 

ブランド別の販売では、トヨタ(ダイハツ、日野、レクサスを除く)が21.3%減、ホンダは16.1%減、日産は7.8%減だった。マツダは17.7%減、三菱は28.6%減、スバル(富士重)は0.2%減だった。

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まあ、これは誰しもが読めていたこと。需要の先食いと過剰設備投資による調整でしょう。


それにしても中古専門サイトGooの中古登録保有台数が30万台ということは、

約1.5ヶ月すべての自動車メーカーが生産をやめても、在庫があるということ。

おまけに輸入車正規ディーラー保有の車はあまり登録されていなかったりする。


おまけにドイツ車がイケイケの販売攻勢掛けているから、最近、神戸では日本車とドイツ車の割合が同じぐらいのイメージがありますしねえ。(笑)


統計として何時まででも売上が伸び続けるなんてあり得ないし、どこかで止まる。

日本に自動車メーカーがありすぎるし。


製造をするとお札を印刷しているぐらいお金を産んでいる構造だから、

工場が止まればお金が止まる!

この構造はなかなか変化させられないのだろうね。


統計だって、新車をドーピングすることばかりでなく、新車登録と廃車抹消との差分で

保有登録台数の統計取った方が良いのではないですかね。


メンテナンス需要も大きな収益源だし、お国には税と保険でまたお金が貯まるのでしょう。


自動車メーカーはこの国家の収益になるユニットを肩代わりしていました。

まあ、米国でのハイブリッドの言いがかりに対して、何も国家が手を貸さなかったというのも、

こう考えるとおかしな話ですよね。

民主党政権が国家の構造や日本の国益に対して何も理解してなかったんでしょうね。