日本国債 保証料上昇
2011年1月22日 読売新聞


国が財政破綻する危険性に応じて相場が変わる「クレジット・デフォルト・スワップ」(CDS)と呼ばれる金融商品で、日本国債の保証料率が上昇している。


18日には約半年ぶりの高水準になった。海外投資家の間で、先進国で最悪の日本の財政問題に対する警戒感が再燃しているとの見方が多い。


英系金融情報会社マークイットによると、18日の海外市場で日本国債(5年物)の保証料率は0・86%と、2010年7月以来の高水準となった。20日は0・82%に低下したが、先月末から0・1ポイント上昇した。米国債(0・07ポイント上昇)や英国債(0・07ポイント低下)などと比べて上昇幅は大きく、同日の中国国債の保証料率の0・76%より高い。「日本国債は中国国債よりリスクが高い」と投資家が考えているともいえる。


保証料率の上昇の背景には、ギリシャなど欧州の財政問題に関心が集まり、日本の財政問題にも海外投資家が厳しい見方をしていることがある。日本の国と地方の長期債務残高は2010年度末に国内総生産(GDP)比で181%に達する見込みだ。


このため、市場には「海外のヘッジファンドは日本の財政運営に懸念を持っており、将来的には国債が暴落する可能性があるとみている」(メリルリンチ日本証券の上田祐介氏)との指摘もある。


ただ、日本国債のCDSは、主に海外投資家が取引しているが、実際に取引されている現物の国債の約94%は銀行など国内の投資家が持っている。このため、保証料率の上昇を嫌気して、国債売却に動く投資家は少ないとみられる。


さらに、モルガン・スタンレーMUFG証券の大橋英敏・債券調査本部長は「政府が消費税率引き上げに向けた議論を始めることもあり、今回の保証料率の上昇は短期的な動きで終わる」と指摘している。

---------

私は経済学者でも経済専門家でもありませんが、

早い話、財務官僚(大蔵官僚)の罠に日本国民が引っかかっただけのことです。


95%国内で引き受けされている国債ですから、

外国人機関投資が、ガタガタ抜かしても実際には国外に大きな影響がありません。


しかし、構造を考えてみました。

もともと自民党が我田引水するために国の借金を増やし

→建設利権や農家を補助金麻薬漬けにして農家に楽をさせたり

→票を集めた。

→その結果、建設会社や多くの利権団体から政治献金を受け

→その献金の一部が政治家の懐にロンダリングされて政治家の私的資産となっている。

→で、その借金は国債という債権に姿を変えておりますが・・・

→その国債は、郵便貯金、メガバンク、生命保険機関投資家が引き受けている

→でその引き受け資金原資は、皆さんの預貯金です。


→国債を償還したり、国債を減らすには増税しかありません

→増税が嫌なら、国債がデフォルトし、皆さんの預貯金は預金封鎖されるだけです。


つまり、増税で金を出すか、国債がデフォルトして国民資産を凍結するか

どちらかを選んでね!と財務官僚が国民に問い、国民は選択を迫られているだけですよ。


別に銀行が預金封鎖されても、郵貯がパンクしても官僚は腹が痛まいないのですよ。

国債がデフォルトしたら借金棒引きで、国は借金額が減りますから。

皆さんの預貯金が凍結されて、金融機関から引き出しが不能になるだけです。


で、金融管轄は財務省。郵便貯金は旧郵政省。

郵便貯金のトップは、財務官僚天下りが座ることになりました。民主党の手によって。

つまり、国の借金は財務省の作ったものを郵政省の貯金で賄おうとしているのですね。


何という構造。


民主党は馬鹿ですが、実はこのようなメカニズムは自民党が官僚と結託して私服を肥やしただけなんです。

何故小沢氏があんなに資産を持っているのですか?土地で。

何故鳩山家があんなに資産持っているのですか?


たかだか政治家ですよ?皆さん自民党時代に築いたのですね。

で、自民の潮目が不拙いことを感じて民主党ですわ。

まあ、これは横に置いておいて、


国債がデフォルトしても国民が困るだけで海外には影響がないために、

アイルランドやポルトガル、ギリシャ状態にはなってないだけの話ですが、

日本の資産=借金でバランスされているだけなのでしょうが、

増税が行われず、国債がデフォルトすると、誰もこんな国のために海外は投資をしなくなるのです。


急激に円が下がり、日本国内企業の株式が暴落して価値を失うだけです。

だから世界が騒いでないだけなのです。

日本国民が自分たちでウカレ、自分たちで切腹するだけの話ですから。


しかし、中国と米国がデフォルトすると日本はモノの売り先がなくなりますから、

同じくデフォルトします。


ガソリン、燃料は買えなくなりますが、牛や家畜で田畑を耕すことはできます。

植物は水と太陽でなんとか育ちます。

国債がデフォルトしようが、自動車会社が潰れようが植物は「関係ない」とばかりに育ちます。

最後に重要になるのは食べ物と水と空気がある日本の風土に軍配が上がるのです。

自給率を上げること。それは国際的な高騰の影響も受けなくなります。


いくらゴールドを持っていても、人間は食べられないのです。

お金がいくらあっても食べ物は手に入らないのです。

最後に勝つのは生きるために必要な食べ物を作ることです。


しかし、農作物はその環境では略奪が起こる可能性がありますが・・・。


私が考えたのは、そのような気概を持った労働力が、農業に流動すること。

早く、それが大きなトレンドとなり、日本人のための日本人による日本の生きる道を策定して欲しい。


この記事を見て、経済素人の私が、さらに断捨離を考えてしまった今日この頃です。

ダメですね、マーケティングコンサルが、断捨離なんて言葉使うのは。(笑)