マーケティングは一種の催眠だ。

マスメディアを通じ、洗脳すれば黒でも白となる。

不必要なものでも煽られれば、買ってしまうのだ。


マーケッターとして小手先の催眠に掛けられる消費者は、悲しい。

真に実力のある商品、サービスを見失うからだ。


最終的にはこの国に何の為にもならない。


今年一年、毒舌を通じて「おかしな物」を「変だ」と言い続けてきた。

変人マーケターにしか出来ないことだろう。


「裸の王様」は心の純真な子どもに「裸じゃないか!」と一言。


ポリシーを持って消費することが重要かと。


良く考えてみれば自民党の地デジ、エコポイント、インフル感染防止マスク、

民主党のたばこ値上げ。

これらで需要を前倒しして政府発表のGDPだ。


反動で売上が落ち込もうが、GDP発表までに数字を上げれば、

そこはそれ、実績は実績。


来年は消費税だ。

おそらく消費税上げの前月に嘗てないほど消費がドーピングされる。


で、国際的に対面を保つGDPの発表があるのだろう。


必要なものを必要なときに。

平準化されてこそ製造利益が創出される筈が、

ドーピングでもたらされているGDP。


ある意味政策バブルでしょ。これって。

政府は税収が不足するとこれらの便乗ドーピングで辻褄を合わせてきた。


欲しい時に欲しい物を最適な価格で。

この平準化の基本がなければ、きちんとした利益は創出できない。


さあ、裸の王様を

「なんと豪華な衣装なのか!」と歯が浮いたことを言い続けるか、

「裸でしょ。ちゃんと効果測定してみろよ」と言うか。

消費者のIQが財務官僚に試される年になるでしょう。


どちらのコンシューマーになりたいですか?

真なるマーケティングは何とお思いですか?

貴方達は。