まあ、昔から言われていることだが、
今年、5月にある関西の企業の社長が集まる勉強会があり、
そこでデータベースの活用について講演をさせてもらった。
私の後に講演したのが、
東海大学の葉千栄(よう せんえい) という朝日のBSでの評論家も勤めている中国人教授だった。
講演の内容は、
■中国の成長はすばらしい
■日本人は非常に大人しく、中国への進出が旺盛でない
■GDPは日本を抜き、成長率は2桁を維持できる。もう信じられる信じられないといっている場合ではない
■だから日本企業は積極的に中国へ進出しなさい
■大阪の企業は非常にすばらしい製造加工技術を持っている。その技術を持って進出すればすばらしい成長を遂げるだろう。
■中国が信頼できないなんていっている場合ではない
■中国へ進出する際、現地の調査や現地企業とのマッチングは、私にお金を払って依頼しなさい。
概ね、こんな内容でした。
聞いているときも、ニヤニヤしながら話をするこの人・・・・。
ま、ご想像にお任せします。
で、ウィキを見ると
1957年、上海生まれ。上海芸術劇院の俳優として、舞台劇、映画、テレビドラマなどに出演し、
1985年、中国演劇代表団の団員として初来日した[2]。1992年より早稲田大学大学院政治研究科に在籍し、修士課程修了。
え、演劇のお方が、日本で経済評論?
早稲田の修士で??
まあ、こんな方を教授に迎え入れる日本の大学も大学だが・・・・。
それから4ヶ月、口車に乗って中国に進出した中小企業はひとたまりも無いだろう。
資本が張り付き、回収の見込みがないままに技術供与させられ続けているのだろう。
企業は究極の選択を迫られている。
日本に留まっても死に絶える。大手の企業は
しかし、中国に出るということは、
末期がんの高額な延命治療にしか思えない。
たしかに命は時間の軸では延びるだろうが。