日本が、国家のリスク管理をきちんとやっていれば、
今回のことも想定範囲内であったのではないかと考えられるが、
わが国はどうも、縦割りで経済と商務がバラバラだ。
南沙諸島のシーレーン確保は、
日本がインドと交流をする際に非常に重要になる。
ここを中国とアメリカASEANとで緊張が高まることを
既に読んでいる。
モンゴルがレアアースの開発を日本に求める記事を発表したが
モンゴルからは空輸以外、中国を経由して運び出せない。
しかし、これに懲りて、
うわべだけは中国とうまく交流し、
水面下では、東南アジア、インド、モンゴルと交流を深め、
尖閣諸島だけは一歩も辞さない態度を取るべきであった。
中国から輸入している日本の商社が指導した農薬付け野菜なんて、
大半がコンビニや外食で、廃棄されているロス食品の可能性もある。
一昨日の船長釈放は、悔しさと空しさを日本国民の胸に刻み込み、
まるであの「ドーハの悲劇」の時と同じ後味の悪さと腹立たしさを味わったと
思ったのは、私だけではないだろう。
次の選挙では、民主党が政権維持することは
これでなくなった。