日本超えを喜ばない中国 「大国」の責任どこまで
編集委員 吉田忠則 日本経済新聞 電子版
2010/8/21 18:50
中国が国内総生産(GDP)の日中逆転を素直に喜ぼうとしない。
慢心を戒め、問題を直視しようとする姿勢は正しいが、
「大国の責任」を求められると猛反発する。
見上げる国が米国しかないほど膨れあがった中国経済が、
世界にどう映っているのかを自覚しているようには見えない。
「まだ途上国」を力説
「我々はGDP(の全体数字)だけに注目すべきではない。
1人当たりでは(世界で)100位以下だ」。
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中国商務省は語ったそうです。(笑)
すごい駆け引きですねえ。
●わが国、中国は日本のGDP抜いたぞ!さらなる投資を呼び込むんだー!
(統計はちょっとぐらいごまかせ!ダブル計上でも構わない)
■日本を抜いたんだから、それなりの責任を持ってもらうぜ!(欧米)
●いえいえ、滅相も無い。日本を実質はまだまだ抜いては居ない。
■さあ、輸入開放政策、為替、ODA削減、違法コピーの完全撤廃、公司の民間化をやってもらうぜ。
●そりゃ無理。わが国は社会主義国だから。企業は国のものですよ。
さあ、日本企業よ、欧米列強に負けずに投資をするのだー。
東アジア全域を制覇せよ。(笑)