神戸新聞ニュース 2010/03/21 11:10
「大物狙いで高知へ」「うどんを食べるだけで帰ってしまう」 高速道路値下げ1年 地元経済効果は「期待外れ」

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要するに、高速のおかげで、地域に経済効果をもたらすと自民党が打ち出した政策だが、

私が過去にアップした記事の予想通りの傾向となっている。


高速で大混雑する⇒何しに行くのか?⇒郊外アウトレットへこぞってお買い物

⇒都市百貨店は売上低迷


四国地方⇒やすい饂飩だけ食べに来て帰ってしまう⇒四国の人は都市へバーゲン漁りに車でお買い物

⇒地方疲弊


淡路⇒高知へ大物狙いで、釣り船が低迷⇒フェリー低迷


地域差は出るが多かれ少なかれ、ゼロサムによるトレードオフの関係だ。

もし、高速の維持費で将来的に負の遺産を残すようであれば、これは大失敗の施策と言える。


しかも、車が排ガスを出すために百害あって一利なし。


何故、政府は経営的センスが無いのだろうか。

おそらく試算をした官僚にマーケティングセンスがなく、読み切れてないのだろう。

また、WEB-ECの伸びにより、物流の小口化が進んでいる筈だが、何故モーダルシフトが検討されないのだろうか。


自民にしろ、民主にしろこんな状態で良いのだろうか・・・。

今年は、五月病の国民が増加するくらい雰囲気が漂うだろう。


雰囲気的にも総理と民主党が暗すぎる。総理は最近、目が泳いでいるし。