最近、視聴率が落ちてきている!という記事をよく見る。


これはネットがその役割を担うから・・、と短絡的な方向に論議されているが、

実はテレビ局に勤めている人たちのクリエイティビティがなくなったためだと感じる。

番組や主張にパーセプションを感じない。


2/28の主な3件

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①オタがテレビに表示される津波情報が邪魔と激怒 「再放送を断固要求する」と抗議活動。



②「日本は、移民1000万人で外国人のパワーをもらうしかない!家庭で移民を考えよう!」

…スーパーモーニング


③TBS、津波警報の日本地図で対馬を除外

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①については、正直なところ「鋼の錬金術師」だけでなく、BS再放送のナルトの顔面にもかぶっており、話にならなかった。

J-COMならば他の娯楽番組でも楽しめたため、何かと対処方法があったが。

一層の事、皆さんJ-COMに加入されたら?

沿岸地域の住民は、テレビ環境のない体育館などに避難しているわけです。避難せず自宅でTVに齧りつき、津波のこの情報を見ている人があればそれこそ危ない。(笑)誰のために放送していたのでしょう・・。


②論外。民主党の政策で最も気に入らない政策の一つ。

asahi.comの記事「中国企業の日本買い急増 技術・ノウハウの吸収狙う」と併せて考えても、資本を中国にゆだねなければならない時代に、労働までゆだねて日本人が幸せになるのかと、普通に考えたら答えは出ているでしょう。こんな意味も無い番組テーマで、クリエイティビティ疑いますね。結論なんて出るわけ無いでしょう。


③についてはもう論外。もともとTBSは韓国系放送局とネットで言われるぐらいですので、こんなことをするのはメディアとしての価値は全く無いでしょう。もっぱら、私はこの局の番組は見ませんから。(笑)

なぜ、楽天が株式買い付けたのか、昔から疑問だった。


ペーパーメディアの凋落に続き、おそらく民放の内容もこれでは、終焉が近いような気がします。

婦人雑誌なども情報発信性が無くなったのは、クリエイティビティが無く、どの雑誌を見ても同じ記事ばかりで表紙を見なければどの雑誌なのかわからないぐらいの同質化が生んだ結果ですよね。


TV放送も今現在どのテレビ局なのかわからないですし、キャスターのキャラが違って識別できても、報じている内容が同じなので、意味はありません。


しかも、必要な番組はハードディスクに録画し、テレビコマーシャルはスキップしちゃいます。

J-COMはドラマの間のCMがカットされている編集のものも多い。


大衆をうまく導くクリエイティビティ無く、大衆に迎合するようになれば短期的に商売となっても長期的には存在意義を無くします。

それはクライアントに迎合するコンサルタントと同じ。最終的にはクライアント企業のボードのペットとなるのです。(笑)


やり続けたければどうぞ。