この連休中に母が、「そろそろテレビを買い換えたい」と言い出したため、
家電店にセカンドオピニオンとして付き合ってあげたんだが。
大手家電店の店員、いきなりタメ口を聞いてくる。
生意気だ。
ボケか?こいつ。と思いつつ、取り合えず「ふん、ふん」と説明を聞いた。
で、余計な説明をした挙句、
■カード会員の申し込みの説明。何やら五年補償になるらしい。(これを書いたらどこか分るかも・・・。)
■エコポイントの説明
■販促値引きの説明
■設置の話
など、早口で矢継ぎ早に説明したため、70を超えた母は頭が混乱。
私が聞いておいたんだけど、肝心の器具の説明はあまり詳しくしなかった。どれでも一緒や!と言わんばかりだ。
一連を経験し、感じたことは「ジャパネットたかた」の方が余程分りやすいし、丁寧だ。
決してジャパネットたかたが安いわけでなく、ほぼ同じだ。
それでもお買い得を絞り込んで、お勧め売りをしてくれるのだ。
これは顧客にとってありがたい。
しかも、下取り説明や家に居ながらにして、手配も出来る。
年を取った人には、本当にわかりやすい。
それに比べて家電大手は、
タメ口を利いて、本当に客を客と思ってないし、どう見ても私の方が年上だろう?と思うのだが。
電機メーカーに対しては、売ってやるんだから、リベート寄越せ、宣伝費の協賛金寄越せとか。
性質の悪い一発博打の成り上がり小売業だということが、良く分る。
ヨドバシの方が余程、親切だわ。
小売業が大売りになった場合、ダイエーのように確実に潰れていくのだ。
ジャパネットが伸びているのはTV通販だからというのもあるが、販売する商品の説明責任を果たしているのだ。
各メーカーのものを端からありったけ並べたおして、機能説明も出来ないし、顧客のメリットを見極められない質の低い店員を置いている。販売員の数を減らしているから安い?
別に安くないし、不快感が残るだけ。
家電店が伸びる時代は終わったと感じる。まあ、どこかは生き残るのだろうが、小売としての使命を果たさない限り存在意義は無い。
メーカーがブランドたるものをお粗末にして、物づくりをしなくなったこともこのような体たらくな小売業を生んでしまった第一原因だろう。何しろ、家電店従業員曰く、どこでも一緒!液晶はシャープかサムソン。
製造は台湾。違いは無いよ!だって。本当かな?