2009/12/ 9 20:16 J-CAST NEWS
デフレ、円高、株安の「三重苦」で日本経済は危機的状況に陥るという観測が広がっている。民主・鳩山政権が効果的な経済対策を打ち出せない状況に対して、メディアでは「民主不況」という言葉が目立つようになった。
極めつけは、週刊朝日「民主党不況で大失業時代へ」と大見出しを打った特集で民主党の「経済無策ぶり」を批判した週刊朝日12月18日号だ。巻頭記事では、「ミスター円」こと榊原英資早大教授の
「現状の民主党の政策は『中途半端』です。自民党の一部で『政権交代したら不況になった』と言っていますが、このまま不徹底な政策を続ければ、実際にそうなってしまうでしょう。まさに『民主党不況』になってしまいます」
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らしい。しかし、不思議だが、下記のように
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サンデー毎日にも榊原英資・早大教授のインタビュー記事が載っているのだが、その発言が週刊朝日とは正反対なことだ。
「今、日本が直面する円高や株安の問題は政権交代とは関係ありません。直近の円高はドバイ・ショックなど外的要因、株安は企業業績の低迷が主な原因です。民主党の政策を、ことさら問題視するのは正しい見方ではないのです」
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つまり、色々な理解の方向があって、マスコミは好きに受け取って、自分たちの都合の良いように世の中を導こうとしているに過ぎない。
こういうのをデマゴーグと言うんだ。デマの語源。
まあ、二誌ともゴシップマガジンなので新聞の論壇とはレベルが違うが、日経ビジネスまで民主不況という言語を使っているらしい。
今の不況は必然になっている。民主党も方針明示が遅いため効率が悪く見えるし、明るいマスコミネタが拾えないのも確かだが。
で、鳩山不況!とか民主不況!とかの新語を作り出し、この世の中をもっと不況に落としいれようとしている。
自民党の付けを払おうとしている時期と言うのが理解できないのだろうか?文筆マスコミは。
これでは、不況が気分的に進行するし、悪い方に世間を先導しているとしか思えない。
文章は書けても、余程IQの低い人たち(勉強は出来ても尊敬できない)で構成されているのでしょうね。
そもそも出版・新聞などの業界が今は非常に落ち込んでいるというのが見え隠れする。
自分たちの業界がITによるリアルタイム情報発信分野に市場を席巻され、広告収入が落ち込み、
誰かを悪者にしたいのだ。
■もともと戦後から、政治の有り方を変えてこないで、ここで一気に膿を出すのだから、苦しんで当然だ。私は何とか歯を食いしばって頑張るつもりだ。
■国民一人当たり600万の借金がある訳で、国民の誰かが負担しないといけないのだ。これも仕方が無い。自民が官僚と結託していい加減なオペレーションの結果、出来た怪物借金だ。
■消費不況といわれるが、特にあっても生活にしていくのに困らないモノは買う必要が無いじゃないか。
■無くても困らないものを購入したり、利用したりするのは、脳天気消費者なんだから、どんどん使ってもらえば良い。(ゲームなど)
今は苦しい時期。聞いても仕方が無い不況の新語を生み出して、批判ばかりしているマスコミのせいで、余計に不況気分になる。
よくある三流のホラー映画で、
①パニックを引き起こし、
②ワアワア騒ぎまくって挙句にヒステリーを発症
③自分だけが助かろうとして、真っ先に殺されてしまう脇役
今のマスコミは、そのものだ。
こんなときこそ、我慢をするんだ!と何故、啓蒙できないのか?
我慢する人は我慢するし、お金使う人はお金を使う。そんなパーソナルの時代だよ。せめて啓蒙することが重要な役割。
従来と同じ体質で改善できない業界ならば、存在意義は無いだろう。