「不採用に合理性」 国歌起立拒否の元教師が逆転敗訴 東京高裁

2009.10.15 17:28

卒業式の国歌斉唱で起立しなかったことを理由に、退職後に嘱託教員として雇用しなかったのは違法として、東京都立高の元教師が都に約484万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決が15日、東京高裁であった。

原田敏章裁判長は、元教師側の訴えを一部認め、都に211万円の支払いを命じた1審東京地裁判決を破棄、元教師側の請求を退けた。

 1審判決では「不採用は裁量権の逸脱」と判断したのに対し、原田裁判長は「元教師が不起立で戒告処分を受けてから3年も経過していない嘱託教員の採用選考で、都が不採用としたことは合理性や相当性を欠いておらず、裁量権の逸脱とまではいえない」と指摘した。

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今日の一番スッキリしたことです。

それでなくてもアメリカなんかは異常で、TVで昨日見たので詳しい状況は分らないが、

「スピード違反の婆さんを警察が捕まえて、スピード違反にサインしないで暴言を吐いているからスタンガンで打っちゃって、350万円の慰謝料和解金らしい。」

ゴネ得な事実作っちゃってますから。

スピード出していなけりゃいいのですが、出しててこれだから・・。


で、今日の「痛い2ちゃんねるニュース」で

「自殺対策怠った」 自殺の巻き添えで負傷しPTSDになった無職女性(36)、

JR東日本に慰謝料求め提訴


PTSDになったのは本当にお気の毒ですが、JRが過失になるかどうかですよね。

対策を講じるには具体性にかけますので。


まあ、どう考えても、自殺者本人や自殺のトリガーに関係していることに慰謝料求めるのが常識ですが、

何故か取りやすいからといってJRに求めている。これは弁護士の作戦でしょうが。


弁護士としては勝つ方法はある!といって原告を説得しているのでしょうが、

私は一般常識からみて、論理のスリ替えだとしか思えない。


弁護士にしたら訴訟するのに最低25万~30万の着手金もらえるので、負けてもどちらに転んでも弁護士は報酬をもらえます。訴訟費用が嵩むとそれこそ実費だけで50万、でこれは民事なので時間がかかる。

で、判決が100万円程度の慰謝料ならば、そこから費用差し引いたら10万ぐらいしか手元に残りません。


じゃあもっと取れる算段があるのでしょうね。

私は弁護士の立ち位置が今ひとつ分らない。


どうなることやら、ほんま。