2009/8/ 1 J-CAST NEWS
婦人ジャケット1万2000円が中心 百貨店、低価格PBを強化
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ほんま、何を今更だ!?
百貨店、迷走!もしくは瞑想!(目を閉じて何も考えていない)
百貨店の上得意客は、こんなものを期待していない。
むしろこんな品揃えは大衆しか期待しないのだ。
家の近くに大規模店舗抱えたモールに対して勝てると思うのか?
大衆を相手にして。
しかも、きちんと商品説明やストーリーを持たせた商品作りなのか?
そのストーリーを販売員は説明できるのか?
今までの百貨店なら無理だろう。
本来、百貨店、本来は高い値段を表示していて、
優良カード顧客だけに安く売る商売。
そうすれば良いじゃないか。
①もともと良い商品を安く販売するのと
②そもそもが安い商品
とはまったく違う。
良い製品は値段も高く、やっぱり良いのだ。できれば
高い良い商品を使いたい。
衣料品などはなおさらだ。
しかし、もともと安い商品は、やっぱりなじまなくてしっくり来ない。
百貨店の販売ポリシーはどっちなのか?
もしもSPAに対抗し、安物を扱ったりすると最悪だ。百貨店の存在意義はない。
もはや、モノを見極める力がなくなってしまったんだろうね。
百貨店は“粗利額”のビジネスをせず、長年“粗利率”の商売をしてきた。
粗利率の商売は、売り上げを伸ばせばよかったが、近年売り上げが落ち込み、
粗利率管理のマネジメントは通用しなくなった。
粗利額、理想を言えば原価率を管理するビジネスをめざし、
額を維持できるのであれば、良いものを安くすることができただろう。
しかし、未だに粗利率で仕事を行い、安かろう悪かろうを販売するのならば、
その存在意義はもはやないのだ。
商品を買い取り、責任を持って商品を販売し、消化をするというビジネス構造ではなく、
メーカーとおんぶに抱っこでリスクを負わず、販売員はメーカーに任せ、
集客方法も画期的な手法がなく、過去の実績の焼き直しばかり行い、
医者や地方の企業オーナーなどの、金は持っているが商品知識やモノの買い方を
知らない消費者ばかりを囲い込み、一般消費者の10倍もの商品を買わせて、
暴利な商品を販売している?
そして売場の仕入課長がメーカーと飲み食いばかりしている小売業態に未来はないのだ。
最後にもうひとつ、そんな小売業に売り上げの大半を依存しているメーカーも同じく未来はない。
時代はもうすでに変わっているのだ。