光文社雑誌「STORY」今月の車内広告について、思ったことがある。

まずは記事のヘッダタイトル例だ。

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大特集 
今こそ、「環境を着る意識」を持つチャンスです
世界のためにオシャレで貢献!
PART1
気づいていますか?「地球のために節約」が
世界中でオシャレに映る時代だってこと
PART2
発見!毎日のファッションからだって、
立派に地球環境へ貢献できるんです
PART3
タンスに眠った資源を再活用!
「リユース」「リフォーム」が自分も地球も豊かにする
PART4
「自分ブランドとなった一生もの」に
込められた思いは、環境を考える意識の源
PART5
“エコな人”が光る今、坂本夫妻発
「デコカジ」ブームがいよいよ本物になってきた!
PART6
清原亜希さんも世界のためにオシャレで貢献しています
「エコや節約って、“愛情”から生まれるものだと思う」

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で、写真が、


マーケティングとデータマイニングは、少し横に置いておいて・・・。
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今までの雑誌の「流行、ファッション、ソフィスティケイト、最先端」

表紙のイメージはどう見ても、化学繊維を駆使した工業製品ファッションだ。


何がエコと繋がるのだろうか?不思議だ。


何が言いたいのかまったく伝わらない。

これじゃ雑誌は革新的な消費者の心理を捉えることはできない。


エコというと、どうも宗教的なヒッピーな、世間と隔絶されたというイメージを払拭できない。

それは、「山岸イズム」のような思想を浮かべてしまうからだ。


だから、エコとファッションを結びつけたのかもしれない。


しかし、何故こうなるのか?


乗りは今までの雑誌の企画作りで、テーマをそのまま今トレンドだから、「エコ」に持ってきたという感じだ。

このような雑誌作りをしているから、消化部数が激減していくのだ。


エコがテーマである以上、もう東京や都会での話題はありえないのだ。


この雑誌の表紙から受ける印象は、

「エコ」を謳いながら実は、


ベンツやBMWのSクラスかEクラスに乗って→(リッター7km)

広尾や青山に今年だけ流行を捉えたエコな服のお買い物→(今年着れば使い捨て)

で、買い物帰りに三宿で食事→(高いし、冷房ガンガンの場所)


というライフスタイルしか想像できないのだ。

表紙の清原さん、もしかして戦車のようなハマーの助手席かも。www

運転手さんも燃費悪そうwwww.


もう辞めませんか?こんな情報発信。

ユーザーへの生活提案は、エコってファッションだということなのね?

少なくともアラフォーならねぇ・・・・。

お子様も高校生ぐらいなんだし、指し示すお手本は不況克服のための消費?