私の父は、長い間、自分で会社を経営していた関係上、ビジネスに関することを多く、家訓として教えられてきました。
①会社の名前で、仕事をするな!例え超有名な会社に入ったとしても、会社の看板で取引先に横柄な態度を取ってはならぬ!
②出入りの取引先企業にタカルな!
③1円の金でも人に迷惑を掛けてはならぬ。借りたなら利息をつけて返すように。お前の価値は1円の小額で評価が変わるのだ。人に迷惑を掛けるぐらいなら、掛けられた方がまだましだ。
④騙されても良い、仕方が無いと思えるほどの人間と仕事をするように。
⑤ギャンブルはするな。株式も手を出すな。ゴルフをする場合、掛けるな。
というものでした。
非常に当たり前のことですが、これが社会人になっても今のところ、守れています。
これに輪を掛けて、
①中学・高校とやっていたスポーツが剣道のため、通常の体育会のいい加減さが、全くありません。
この剣道の厳しさは、後にブログに挙げますが。
②その上に、前のブログに書いたように「青年右翼系サバイバル訓練奉仕団体」に入っていたため、奉仕、人のために働く意識が強い。おまけにこの「青年右翼系サバイバル訓練奉仕団体」は仏教の寺の住職が勤めており、兵庫県でも設立順位が一桁の歴史のある団のため、非常に厳しかった。
このような教えを得たために、曲がったことが嫌いで、ゴルフすら止めてしまいました。
なぜ、ゴルフが曲がっているかって?打った球が曲がるんですよ!私の根性みたいに。
これらのおかげで、小さな会社を長く続けられるのだと思う。会社設立当時も、何かと会社勤めの時の取引先が支援してくれました。起業したてのホヤホヤでは、社会的信用も無く、なかなか金融支援は受けられません。
サラ金に走ることなく、友人に借金することなく、何とかここまでやって来れました。
私が、企業として働いているのは、「お金儲け」が目的でなく、
仕事を通じて、様々な人と話をして、世の中の構造を把握することが目的です。
そのような考え方であるから、大手企業の方とお仕事する際に、考え方の下品さが見えてしまうのです。
その下品さ、歪みなどをこのブログにしたためていくことが、毎日楽しくて仕方が無いのです。
昨日のブログの「可愛くない老人」などは、私の過去の人間観察力から言わせて貰えば、きっと大手企業を定年退職したか、公務員に違いがないですね。
企業在職中に、上まで上り詰めた方は横柄ですが、それなりの気品が出るのでしょうが、中途半端な中間管理職で退職された方の性質が悪いですね。もう顔つきが歪んで性格が顔に出てますし。
大手企業の方は、今はエゴ系の方が多く、失敗しないように、余計なことは出来るだけしないようにしている方が多いのではないかと思います。
しかし、そんな方に限って、考えているのは、
①給与は権利であり、仕事とは関係ない(こんな人は自分の力で金を稼いだ醍醐味を知らない)
②今日は晩御飯、何食べようかな?(昼間から考えるなよボケ)
③今週末はゴルフだ!(月曜日から、手袋やボールを買いに行くな!)
で、ゴルフ場で仕事の内容や予算が決まったりする。(マスコミ関係者)
もうね、アホとしか言い様が無いんですわ。長年、こんなことしてきて。
日本人は、「蟻とキリギリス」のイソップが大好きなんですよ。